2004年11月3日 谷川岳、沢めぐり(新道から旧道周遊)

年賀状用の写真が撮りたくて、谷川岳の麓、湯檜曽川を歩いてきました。
もう晩秋に近かったので、あまり紅葉は期待していませんでした。
でも、ここは以前2度ほど、雪の時期にスノーシューで歩いた場所。
無雪期にはどんなところなんだろう?という興味もあって、
楽しくあるけました。

 

谷川岳の駐車場から少し下に歩いた所にある
林道入口。

ここから今日の山行は始まります。

土合橋付近の湯桧曽川河原。
光が当たっている山肌の紅葉がきれいです。

 

西黒沢の小滝。
葉が落ち、白く霞んだ森で、名残の紅葉がポツンと寂しそうです。

 

林道を歩いていきます。
林道とは言っても、車はほとんど来ないので、
のんびり歩けます。

 

 

ブナにからまる蔦の黄葉。ブナ本体はほとんど落葉しています。

 

 

天気はどんよりとした曇り空。
しっとりとした、侘びを感じる山行となりました。

東屋があり、そこまで車が入れます。
その先は登山道となります。

 

マチガ沢には立派な橋が架かっています。

 

この先は、河原から一段高い場所に
登っていきます。



いろんな落ち葉

楓だったり、朴ノ木だったり

その表情もさまざま

ここは素晴らしいプロムナード。
足元は落ち葉でふかふか。
紅葉も結構残っている。

 

急坂を下りて再び河原へ。

 

石についた矢印に従って進みます。

 

ちょっと荒れた感じの道。
鉄砲水などに要注意かもしれません。

広い河原を行き、
伏流となった一の倉沢を横切って進む。

 

立派なケルンのある分岐点。
左折して、旧道へと向います。

次第に傾斜がきつくなってきた。

 

あたりは立派なブナの森。
落葉して、白い幹だけが目立っているけど
黄葉の頃は、さぞかし
美しい森だろう。

 

 

送電線付近から
一ノ倉の岩壁を
臨む

旧道に出る。ものすごい落ち葉の量。            対岸の白毛門。

 

旧道をしばらく進んだ先に、岩壁を真正面から捉えられる場所があり、
ここをフォトポイントとした。
なかなか、雲が晴れてくれなかった。いつ見ても、どんな状況で見ても、圧倒される。
 

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