タイ料理、それは皆さんにとってはどのようなものでしょうか?辛くて、すっぱい、香りいいもの・・・。
そんなイメージが漂うものでないでしょうか?タイ料理は嫌いだという人も中にはいるでしょう。臭い、辛すぎるといったイメージが強いのではないでしょうか?
確かに僕も、初めてタイの土を踏んだ時にはそう思った。
臭い、辛い、しょっぱい、なぜラーメンに砂糖をいれるんだ?・・・。
しかし、だんだんとそのアジアの不思議な味に取り付かれていった。
何が好きかを言えと言われても中々出てこない。旨いものがありすぎるからだ。
しいていうなら、ビールに合う物が旨い!
僕の食事の定義には、必ず酒が絡んでくる。
旨い食事、旨い酒、両者が絡み合いはじめて両者旨く感じるのだ。
仕事以外、どんなときでも飲んでしまう僕。風邪をひいて、熱が40℃近くあるときでも、アルコール消毒といいグビリ、タイの嫁の実家でもグビリ、いつも飲んでしまう。
だから、今日は酒に合うお勧め料理を紹介しようと思う。
しかし、料理なんて個人の好き好きであり、もしタイ料理に興味がなかったり、酒が好きでない人がいたら全く興味のないものになってしまうので、そういう方がいたら申し訳ない。
まず、ビールに合う料理として僕の紹介にもあるが、「トートマンクン」が旨い!海老のすり身のフライなのだが、ふわったした身にカリッとしたころもの歯ごたえ、非常にタイのビールに合う。
大概の店では、スイートチリソースと一緒に出してくれるだろう。
ソースをたっぷりと漬け、ビールを喉の奥に押し込む。最高である。
これは、辛いのが嫌い、匂いがあるのが嫌いな方でもいけるだろう。
次に、「ソムタム」である。青いパパイヤのサラダで、好き嫌いが結構別れる料理であるが、なかでも沢蟹の入っているソムタム、「ソムタム・プー」が旨い!僕がいつも食べる屋台のソムタムは辛い!とにかく辛い!
ついでにカウニャオも、もりもり食べてしまう。
おそらくソムタムが、僕のタイでの体重増加につながる原因のうちの一つだろう。
次によく飲むのがメコンウイスキーだ。
これに合う料理はさっぱりしたものが合う。
お勧めは、「ヤムウンセン」。春雨のサラダなのだが、さっぱり・酸っぱい・辛いのサッパスッパ辛いだ。
さっぱりしていて、なおかつジューシーな海老がプリプリとして、メコンを飲むとさらに旨い。
次にお勧めなのをあげるなら、ヤムヌァだ。僕個人としてはメコンには牛肉がよく合う。
そういった点で、ヤムヌァはメコンとの相性が最高だ。
最後に酒の話をしよう。まずビールだが、タイにも色々なビールがある。
一番メジャーなシンハービール。飲み口すっきりで、日本のビールが飲みなれている人には良いビールだろう。
シンハーゴールドというのもあるので、軽めが好きな人にはお勧めできるビールである。
ついにビアチャン(チャンビール)。
僕の一番好きなビールであるが、シンハーより安く、濃くて旨い。
他にもクロスタービール、ビアレオ、色々あるがどれも非常に味わい深いので、是非飲んでもらいたい。
メコンウイスキーはソーダで割っても、コーラで割っても、水割りでも、ロックでも旨い。
暑いタイでは、ウイスキーでさえガブガブ飲んでしまう。
番外編として、農家の方に行くと米とパイナップルで作った酒もある。
ナムカオと言っていたが、ワイン感覚で飲める酒で、フルーツ酒のようだ。
ガイヤーンといっしょに食べると旨い。
嫁の実家では、酒のつまみは虫である。
最初はギョッとしたが、これがなかなかいけるのである。
これについては、後日、機会があったら書こうと思っています。
魅惑のタイ料理。色々あるし、今はインターネットのホームページや、本、雑誌などもでも紹介されている。
綺麗なレストランや、有名なチェーン店、王宮料理を食べさせてくれるレストラン、どれをとっても最高のものだが、やはり「タイの屋台なくして、タイ料理は語れず!」である。
安い屋台のタイ料理を思う存分満喫し、サッパスッパ辛いを経験して欲しいものだ。