資料

−資料7−
[6年生]
「見送られた二十球−松井秀喜」・・・ボール,バット(プラスチック製を使い,中学時代に松井が敬遠されて怒る場面のロールプレイを行う。)

「よみがえれ,海よ−−えりも岬に木を植えた漁師たち」・・・緑化活動に利用するゴタ(スガモやヒバマタ)の写真

−資料6−
「ぼくのふるさと−原田泰治−」・・・額を印刷したB5版の用紙(導入で渡し,額の中に「自分の一番好きな場所の絵」を描かせます。中には絵本の挿絵にしてもいいような作品を短時間に描く子もいますが,ほとんどの子は単調で寂しい絵になります。5分ほど描いた後,原田さんの絵を数枚見せて,その絵から感じられることを発表し,なぜこんな絵が描けたのかを考えた後,「本人に聞いてみよう。」と言って教科書に載っている本人の書いた「わたしの信州」を読みます。その後自分が描いた絵と比べてみて,違いの元を考えていきます。)

−資料5−
[5年生]
「ひとふみ十年」・・・「風車」の写真(文中に出てくる高山植物「チングルマ」の語源「稚児車」の説明に使う),「チングルマの実」の写真(この実が小さい子が持って遊ぶ風車に似ているところからチゴグルマ→チングルマと呼ばれるようになった。)

−資料4−
掲示用の資料として挿絵以外に,補助説明や,話に興味・関心を持たせることに役立つ絵や写真をB4版に印刷します。例えば次のような物を用意します。(教科書は全て文溪堂を使用しており,児童も全員が本を買っています。)

[4年生]
「花さき山」・・・「山ンば」のイラスト,山ンばについての昔話,あやが採りに行く「ミズ」(山菜)の写真

「日本はどんな国」・・・アメリカ,中国,エジプトの国章,国旗,風景写真3,4枚(風景,国章,国旗の順に提示し国名当てクイズに使います。),十円玉(平等院の説明に使います。)の裏表の拡大写真,ねぶた祭りの由来資料,

「雨のバス停留所で」・・・バス停の表示板写真(「ととろ」というバス停が大分にあります。これを支柱につけて役割演技の小道具に使います。)

−資料3−
出来上がった資料はレントゲン用の大きい封筒に入れます。封筒には学年と教材名を書いたラベルを貼っておきます。各学年35教材あり,それが4学年分で,計140の封筒とラベルを用意しました。シール式のマグネットシートは,細かく切れ目が入れてあるものがA4の大きさで950円であります。100円ショップにはシール式になっていないマグネットシートがあるので,それと両面テープを使えばもっと経済的です。

−資料2−
まず資料として基本的に,テキストにある挿絵は全てスキャンしてB4の大きさにカラー印刷していきます。その用紙をラミネートして裏にマグネットシートをつけました。しかし,ラミネートした資料を黒板に掲示すると,光が反射して見えにくいということが分かってきました。手間がかかりますが,資料としてはきれいに仕上がり,保存性もあると思っていたのですが,見えにくいようでは意味がないので,途中から,印刷した紙を画用紙に貼り付け,裏にマグネットシートをつけることにしました。やってみると,この方が時間もコストもかからず,はるかに見えやすいのでした。

−資料1−
授業は道徳だけを行うということが分かった時から,1つ決めたことがありました。資料の提示,活用方法の開発です。そして,その資料を整理して全て保存していくことです。2年,4年,5年,6年の授業を行い,その時使った資料を残していきますから,来年からはこの学年の先生は資料作りの手間が省けることになります。