ゲームの本でよく紹介してある「一字作文ゲーム」です。 次のように行います。
(次のような事に留意するとよりおもしろくなります) ・制限時間を短くする。 ・各班全員が2巡以上はするというきまりをつける。(急ぐことになり,相談する時間がなくなるので,文章がおもしろくなる。) ・黒板の前が混雑しないよう,必ず前の子にタッチされてから次の子が出るというルールにする。 ・できた文章がどんなに意味不明であろうと,どうにかこじつけて意味の説明ができた班を高く評価する。 ・各班長の説明がすんだ後,教師が各班の文章を分析していく。(その文章がおかしくなる分岐点を見つけ,その文字を書いた子になぜその字を書いたのかインタビューする。また逆に文章全体の中で効果的な一字を書いている子の評価をし,この一字でこの文章は救われた等の解説をしていく。点数をつける場合,5点満点で,意味が通っていれば基本的に3点,下品な場合は1点,もう一歩で文章として成立していれば2点,内容が良かったり,意味不明の文を班長が上手に説明できたら4点,美しかったりセンスが良かったり上質のユーモアがあれば5点とする。) これは字を書く以外に,「一筆絵描きゲーム」として,字の代わりに一筆ずつ絵を描いていくというパターンもあります。これもなかなかおもしろいです。最後に教師が無理矢理こじつけたその絵の「芸術性」についての解説を行い,子どもたちと一緒に大いに楽しみます。 |