「千年の釘にいどむ」学習作文
                                 A

 はじめに 
 私は「千年の釘にいどむ」という題を見て,「千年の釘」とは何なのかと思った。私は千年もつ釘があるのだろうかと思った。本当にあるのなら,調べてみたい。その釘の話について,学習作文を書こうと思う。

 昔からの建物
 私は,勉強していくうちに,とても古い,昔からの建物がまだ日本に残っていることが分かった。しかも,千年以上前からあったというのだ。
 その建物とは,法隆寺と東塔だ。どちらも千年をこえている。私は,こんな物が日本にあってすごいと思った。

 五十年の長さ
 私は,どうして?と思った。白鷹さんは五十年が短いと思っているのだ。五十年の前に,「せいぜい」がついているから分かった。五十年は,今の釘のじゅ命で,千年もつ釘があるんだから,五十年は,短いのかもしれない。

 古代の釘の特ちょう
 私は,古代の釘はどんな感じなのかなと思っていた。すると先生が8段落と9段落は,何について書いてあるでしょうと言われた。だから,私は8段落と9段落を見てみた。すると,古代の釘の形とかたさについて書いてあった。だから,私は古代の釘と現代の釘とでは形とかもちがうと分かった。
 古代の釘の長さは30pで不思議な形ということが分かった。

 釘のかたさを変えるには?
 私は,もともと釘はかたさが全部同じじゃないのかと思っていた。けれど,釘は鉄に混ぜる炭素の量でかたさが変わることが分かった。

 いやなことは?
 白鷹さんが千年後の職人に言われることで,一番いやなことと,次にいやなことを書きましょうと言われた。私は一番にいやなことは下手くそだと思われること,次にいやなことは,笑われることと書いて持って行ったら,先生に「一番にいやなことですよ。」と言われた。だから,教科書に書いてある,「もっと」から一番と二番が分かった。一発で正解できなくて,ちょっとくやしかった。

 まとめ
 私は,白鷹さんは,すごいと思った。理由は2つ。
 一つ目は,教科書の「もっといい釘を作ろうとしている」から,かじ職人として,とても努力をしていると思ったからで,2つ目は,白鷹さんは,釘を作るとき,やわらかくもかたくもない,ちょうどいいような釘をたくさん作っているから。
 だから,私は白鷹さんみたいに,努力して,あきらめないようにしようと思う。



     「千年の釘にいどむ」学習作文
                                B

 はじめに
 「千年の釘にいどむ」という題名を聞いて,「釘なんて,めんどくさいな。」と思った。でも,問題を解いていると楽しくなった。ちょっとがんばろうと思った。みんなががんばっているから,よけい楽しくなった。それをまとめた学習作文を今から書く。
 
 古代の釘の絵
 古代の釘の絵は,よく分からなかった。だって,私は釘なんて分からないし,しかも昔なんて無理だなと思った。でも,教科書にヒントがあって,書いているうちに,昔はこんな釘を使っていたんだと思うと,びっくりした。昔の釘をノートに書いて,先生に出すと,「おしい。あとちょっと。90点。」と言われた。私は,何でだろうと考えた。考えてる時間が楽しかった。答えを聞いて,なるほどなと思った。
 昔の釘は,大きくって,ごわごわっとしていて,今の釘とは全然ちがうなと思った。

 職人にとっていやなこと
 職人にとっていやなこととは何だろうという問題が出された。教科書に書いてあったけど,一番いやなことと,二番目にいやなことを書くのだった。文を逆にすると,一番いやなことと,二番目にいやなことが分かる。教科書を見ればすごく簡単だった。自信を持って先生にわたすと,正解だった。その時は,やっぱりうれしくて,国語って楽しいなと思った。
 答えは@笑われること,A下手くそだと思われること,だった。私も笑われることも,下手くそだと思われることもいやだ。いい意味で笑われるのならいいけど,悪い意味だったらとてもいやだ。やっぱりみんな同じなのだろうな,と思った。

 私の意見ではないから
 教科書に書いてあるのは,私が思っていることではないから,むずかしい。でも,それが,他の人の意見,思っていることだと思うと,おもしろくなってくる。だから,そういう所が,国語のいい所だと思った。

 まとめ
 私は,「千年の釘にいどむ」という題をきいたときは,めんどくさいなと思った。でも,問題を解いていくにつれ,おもしろくなった。物語,説明文,いろいろとひきつける力があると分かった。
 千年の釘は,いろいろな研究が積み重ねられて作られたのではないのかなと考えた。
 たった1本の釘でも,いろんな努力が積み重なってきたと分かった。



    「千年の釘にいどむ」学習作文
                                C

 はじめに 
 教科書を見たら,なんとなく分かるような分からないような文字が大きく書かれていた。びっくりした。でも,「いどむ」と書かれていたので,何かをがんばることだと思った。だから,どんな内容か楽しみになった。

 千年以上残っている建物とは
 先生が出された問題で,千年以上残っている建物の名前を書くのがあった。2つ答えがあるそうだ。教科書を見て法隆寺は分かった。あと1つは薬師寺か東塔かまよった。ここは,東塔にしておいた。そうしたら正解だった。正解できてうれしかった。そして,どう見たら書いてあるのを見つけられるかが分かった。

 「それはちがう」の「それ」って?
 この問題はむずかしかった。言葉のキーワードが大事になってきたからだ。丸をしてもらいたいけど,分からない。答えを聞くと,「なるほど。」と納得した。ちょっとくやしかったけど,言葉のキーワードも大切だということが分かってよかった。

 五十年の秘密
 「せいぜい」が付くのと付かないのとでは,ぜんぜんちがうことがこの問題ですごく分かった。ふつう「五十年」は長いもの。だけど,「せいぜい」という強い言葉が入ると,短くなってしまう。「言葉っておもしろい」そう感じた。

 「さしつかえない」の言葉
 「千年の釘にいどむ」はむずかしい。初めて聞いたような言葉がたくさんあった。その中に「さしつかえない」という言葉がある。私は,「つかえない」が入っているから,「ダメ」とか「もう使えない」という意味だと思った。だけど本当は,「大丈夫」とか「これなら使える」という意味だった。言葉の意味を知れて,勉強になったと思う。

 かじ職人のおどろき
 すごいことを文の中で発見した。かじ職人さんでも,おどろいたこと
があるというのだ。それは,古代の釘と現代の釘のちがい。そんなにおどろくことはどんなことだろうと思って読んでいたら,本当にすごかった。釘のイメージは,かたい丈夫なものだけど,節をよけるため木の中で曲がったのだ。すごいと思った。

 かたすぎてもやわらかすぎても
 釘はかたさにも秘密があることが分かった。かたすぎてもやわらかすぎてもいけないのだ。千年もたせるには,かたさも工夫しなければいけないから,かじ職人はむずかしいことをしているんだと感心した。そして,かたさの変え方におどろいた。

 かじ職人さんの意志
 あるかじ職人さんが,本当に強い人だとおどろかせる発言をした。それは2つもあった。1つは「千年前や千年先の職人に負けたくない。勝ちたい。」と思っていることが文から感じられたこと。そして,もう1つは,その職人さんのいやなこと。私だったら,その逆だと思う。それは,下手くそだと思われること。もっといやなのは,笑われること。本当に強い人だと思った。

 まとめ
 私にとって「千年の釘にいどむ」はむずかしい文だったけど,それでも読んでいったら,新しい発見が生まれてくるような文なのでおもしろかった。そして,「あの職人さんのような思いができたらいいな。」と思うことが多くなった。
 千年の釘にいどむという文を勉強できて,ほこらしく思う。