美術館主催の平和美術展が毎年あります。
私は,いわゆる「作品の品評会」には積極的に出品することはしないのですが,
校長先生より,「出来れば出品してください。」との要請があり,
「平和」をモチーフにした絵を
自分なりに自由に描いてみるよう子どもに伝えました。
その絵の紹介をします。
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【僕たちは大親友】 5年生
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【小さい川のほとり】 6年生
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【未来】 6年生
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【果てしない空の中に】 6年生
先日,この絵の賞について連絡があり,小学校の応募総数4,362点の内,5,6年生の優秀賞9点の中に上の絵の1つが選ばれていました。また,奨励賞にも1点選ばれていました。 私がこの絵を描かせるのに指導したことは, 「自分なりの【平和】をイメージすること」 「それに合う資料を探すこと」 「色の塗り方は三原色と白を使うこと」 の3点でした。 トップページで紹介している「今年のいりこ」の絵を描いたのがこの子たちです。「いりこ」は,4月に描いたのですが,そこで色の出し方を学習したことが,11月に描いた平和の絵に生きていたように思います。また,その年の10月頃,山陽新聞主催の図画展に出品要請があった時,他に何も描いてないので,ということで,4月に描いたその「いりこ」の絵をそのまま出品したのですが,それが,「特選」(このHPでは紹介していない作品)と「佳作」に入れてもらっていました。 私は,絵心など無い者ですが,酒井先生の本(酒井式)と三原色だけを使う方法,そして,「パレットの使い方」(トップページの「パレット」を開いて見て下さい。)によって,今までよりは,少しは子ども自身が満足する絵を描かせられるようになってきたように思います。酒井式の本は書店に多くありますので,ぜひ読んでみて下さい。 |