6年生の場合も,年間毎週同じ時間数で授業を行っていくと,標準時間に対して過不足する時間が5,10,15時間という数字が出てくるので,今までと同じように35週を10,15,10週に分けて時間割を組んでいきます。
社会を週3時間にすると,年間で105時間になり,標準時数の100時間より5時間多くなります。 算数を週4時間にすると,年間で140時間になり,標準時数の150時間より10時間少なくなります。 理科を週3時間にすると,年間で105時間になり,標準時数の95時間より10時間多くなります。 音楽を週2時間にすると,年間で70時間になり,標準時数の50時間より20時間多くなります。 図工を週2時間にすると,年間で70時間になり,標準時数の50時間より20時間多くなります。 家庭を週2時間にすると,年間で70時間になり,標準時間の55時間より15時間多くなります。 体育を週3時間にすると,年間で105時間になり,標準時数の90時間より15時間多くなります。 総合を週3時間にすると,年間で105時間になり,標準時間の110時間より5時間少なくなります。 6年生も,これ以外にクラブや委員会のための時間が入るようになると思います。 上の表で分かるように,丁度社会が5時間余り,総合が5時間足りません。そこでこの2つの間で調整をします。5年生と同じように年度当初にいつ社会の5時間を総合の時間にするか計画を立てておきます。 また,算数を週に5時間する期間を最初の10週にするか,最後の10週にするかはクラスの実態等でどちらにするか決めるといいと思います。もし変える場合は理科の配当時間も連動して変えるようになります。これは5年生も同じです。ここで示している案では,表を見てもらうと分かるように,5年生は最後の10週に算数を週5時間に増やし,6年生では週5時間の期間を最初の10週に持ってきています。 これを時間割の形で表すと次の例のようになります。
これを1枚の時間割で表すとすると,例えば次のような形が考えられます。
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