この1学期に受けている教育センターの研修の中で, 「魅力ある学校づくりについて自分の構想をレポートする」 という宿題が出されたことがあります。 まず題名を考え,学校経営目標を自分で立ててから構想を綴るよう指示されました。用紙はA4に2枚です。 暑い中,苦しみながら締め切り前日に半日かけて作り上げた拙いレポートを紹介します。 この研修では70人が6つのグループに分かれ,それぞれのグループでレポートの発表,協議を行いました。発表は一人5分以内でという制限がつけられていました。指導主事さんから,この時間を守れない人が教師には特に多いと言われ,みんな時間にピリピリしながら発表していました。 12人中,私は10番目でした。できるだけ早口にならず,ゆっくりとしたペースで話そうと意識して
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魅力ある学校づくりについての一構想
1 学校教育目標
2 魅力ある学校とは
3 児童にとっての魅力
(1)学級経営及び全校集団づくりの充実 ○ 個性を認め合い,友達の痛みがわかり,共に伸び合う民主的な学級経 営を創造する。 ○ 自己教育力を養う場としてきめ細かな経営をする。 ○ 学級集団と全校集団との連携の中で,磨き合って育てる。 ○ 学力形成の基礎・基本を養うための学級づくりを創造する。 (2)主体的学習態度と授業の充実 ○ 学習規律の定着と全員参加による分かる授業を創造する。 ○ 新学力観にもとづく基礎・基本の学力の追求を図る。 ○ 校内研修の充実に努め,支援・助言・評価活動のあり方を研究する。 ○ 「学力形成」と「人間形成」との有機的なつながりを追求する。 4 教師にとっての魅力
(1)研修体制の確立 ○ 学校教育目標に対する具体的実践課題を明らかにする。 ○ 児童の実態,その時代に即した研修課題の設定をする。 ○ 各自の研修課題の設定,取り組みの具体的計画,方向性の検討等の 場を設定する。 ○ 定期的な検討会の実施。 (2)情報交換による深化 ○ サークル的活動の日常化の促進をする。 ○ 多様な情報発信ができる雰囲気,状況を創造する。 5 保護者にとっての魅力
(1)助け合い,高め合う集団づくり ○ いじめ等の早期発見,解決ができる態勢づくりをする。 ○ 毎週児童の中に見られた望ましい行動等のエピソードの紹介を通して, その行動の評価と全校の意識づくりをする。 ○ かかわり合う場の設定と肯定評価による方向付けをする。 (2)技能を高める ○ 書写能力,暗誦能力,作文能力,描画能力等を高める効果的指導法の 研修をする。 ○ 児童の作品の紹介により意欲化と意識化を図る。 ○ 各児童の技能の高まりを随時家庭に伝えていく。 (3)連絡の多様化 ○ 連絡帳の活用をする。 ○ 個人的Goodニュースの早期電話連絡。 ○ タイムリーな写真付き通信の発行。 6 地域にとっての魅力
(1)特色ある学校づくり ○ 総合的な資質や能力を育成する学習活動を創造する。 ○ 開かれた学校づくりをする。 ○ 地域教材を生かし,地域の文化を取り入れ,人々の歩んでこられた生き ざまを学び,児童の表現力,豊かな感性,実践力を高める学習指導を追求 する。 ○ 地域の環境を生かす教育を推進する。 ○ 自然の事象や現象との出会いを大切にし,筋道を立てて考えていく態度 を育成する。 (2)地域のカルチャーセンター的存在性の創造 ○ パソコン操作の紹介,習熟を図る。 ○ 各施設の活用を図る。 |