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 「体験したことのない先生」
 5年生になると,とっても不思議な先生が私たちの担任となって,私たちの目の前に立ちはだかった。 
 そして,おこる時は怖い。きげんのいい時は,やさしい。そして,何を考えているのか全く分からなく,なぞの先生だった。
 そのなぞの先生とは,あのK先生だ。
 その先生に勉強を教えてもらうと,楽しくなる。勉強中でも「うけ」をかまして,みんなをよく笑わせてくれる。そして,一つのことを話すと,どんどんどんどん話がもり上がり,半面授業がつぶれていいと思ったこともあった。

 ○○ちゃんなんてとくに,4年生までは普通の性格だったが,K先生にかわったとたん,とっても明るく,まるで,「いけいけねーちゃん」になっちゃった。冬眠していた○○ちゃんが,今こそよみがえったぞ。(オーゥ)そして,○○ちゃんばかりかクラス全員が花開いた。

 私は,お母さんにおこられるとすぐふとんの中に入って,いじけていたけど,K先生には,「からっとからあげ」という言葉を教えてもらい,おこられた時も「からっとからあげ」と言い,心をなごます力が増えた。これも,K先生の力だ。

 「6年生になって変わった自分」
 この6年生になって変わった変わった。何が変わったかって。そりゃァー体重が増えた。そうじゃなくて,性格。友達に対して,先生に対して,親に対して。そんな所だ。4年生のころは,何に対しても興味がなかった。大〜好き,という遊びもなかった。だが6年生になると,自分たちで考えた遊びなんかして,とっても興味がそそられた。
 友達とは将棋をして,男子ともやった。男子となんか将棋なんかしたことなかったが,やるようになった。自分でもこんなことができるなんて不思議でたまんない。それも,K先生のおかげ。−−−−
 
 学校はとっても楽しい。時には,家に帰りたくない時もある。それは,家がいやなんじゃなくて,学校がおもしろいからだ。1日,みんなと笑って,こんなのサイコー。−−−−