「文集の名前,何にする?」
と5年生に聞くと,
「根性。」
と言ってくる。
「えー!? 内容に合ってナイヨウ。」
と私。しばらくして,
「有終。」
と言ってくる。
「うーん,ちょっと淋しいねぇ・・・。他にない?」
またしばらくして,
「夢はどうですか?」
「よしっ,それでいこう!」
ということで,ここに「夢」文集ができあがりました。

お前たちは俺の夢だ!
なんて,どこかで聞いたことがあるかっこいい言葉はちょっと照れてしまいますが,本当に今,私はそう思っています。
みんなに出会えたことも夢のように嬉しく,楽しいことでした。
また,この上野という所で7年間も教育の仕事をさせてもらったことも,夢のような出来事に思えます。
過去の良かった思い出を,夢のようなひとときとも言うし,
これから先大いなる希望を持ってめざすものも,夢と言います。

私にとって夢のようにすばらしく幸せな思い出の中に5年生たちがいます。そして今,これから先出会う子どもたちにも,みんなのように素直で楽しく,元気があふれるような人になっていってほしいという夢を抱いています。
この夢はみんなからもらった大切な宝物です。
みんなは私の夢です。ありがとうございました。