瓜生野百八松明  2007・8・14
神奈川県秦野市

五穀豊穣と悪疫退散を祈願する盆の行事

「瓜生野百八松明」(うりゅうのひゃくはったい)を見てきました。

室町時代に始まったと言われるこの行事は

市の無形文化財に指定されています。

日が暮れると権現山の山頂で火をつけられた松明を

持った子どもや若者が山を下り

龍法寺の山門前でそれを振り回すという祭りです。

激しく振り回された松明の火の粉が

見物人のところまで飛んでくる有様は双方真剣そのものでした。


お寺の前には藁が置かれている


一番手が到着し藁に火がつけられる




















幻想的で且つ荒々しい祭りは午後8時には終わり、また闇に包まれました。

しばらく残っていると空から降ってきた煤で真っ黒になりました。