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2007年の浜降祭は、台風4号の影響が心配されましたが 前日に過ぎ去ったおかげで南湖の浜で勇壮に行われました。 しかし波が高かったためお神輿は海に入れませんでした。 今年参加したお神輿は34基。 芹沢の腰掛神社と寒川菅谷神社のお神輿は浜へ渡御することなく 芹沢地区を共に巡回したそうです。 |
浜降祭の起こりについて 今から160年ほど前の天保9年(1838)、寒川神社の神輿が 大磯の国府祭(こうのまち)に渡御した帰途、 相模川の渡し場で寒川の氏子と地元の氏子が争いを起こし、 川に落ちて行方不明になってしまいました。 その数日後、南湖の網元である孫七さんが漁の最中に このご神体を発見し寒川神社に届けたことを契機に、 毎年同神社の神輿がそのお礼のため南湖の浜に赴き 禊をするようになったと言い伝えられています。 一方、江戸時代後期に幕府がまとめた「新編相模国風土記稿」によると、 鶴嶺八幡宮では、寒川神社のお礼参りよりずっと古い時代から、 心身の罪やけがれを清める「みそぎ」の神事を行うため、 毎年浜辺への渡御が行われていたとあります。 (商工会議所資料より) |
古式豊かに行われた祭事 |
荒れる海 箱根連山もくっきり見える |