箱根旧街道を歩く (平成17年3月10日) |
春まだ浅い3月初旬、箱根町歩く会の例会に参加して 芦之湯〜元箱根を歩いてきました。 |
集合場所の芦之湯フラワーセンター前に着くと、 フラワーセンターの駐車場の隅には積もった雪が寄せられています。 山道には積雪があるそうで荒縄が用意され、 足元が不安な方は靴の上から縛っていました。 この日の参加者は約160名。 |
芦之湯フラワーセンター駐車場 | 駒ヶ岳 |
準備体操を終え、午前10時鷹ノ巣山入り口へ向かって歩きますが、 雪道を滑らないように気をつけて歩きます。 このあたりは箱根でも最も寒く、積雪が多いところです。 |
山道を1時間20分ほど歩くと飛竜の滝に着きます。 ごつごつした岩の間から流れ落ちる滝は まるで竜が天に向かって昇って行くように見えます。 |
ちょうどお昼ごろ畑宿に到着、各自お弁当を食べて休憩をとります。 午後、畑宿からゆるやかな道を上ると、江戸日本橋から23番目の箱根一里塚が道の両側に現れ、 会員のカメラマンの真鍋さんが一里塚や旧街道について説明をして下さいました。 さらに一里塚から旧街道へ入り甘酒茶屋で休憩をして元箱根へと歩きます。 |
甘酒茶屋 |
箱根旧街道は、江戸幕府がそれまで利用されてきた湯坂道の代わりとして 延宝八年(1680年)に敷設したもの。 その後、文久元年(1863年)、光明天皇の妹・和宮内親王が十四代将軍 徳川家茂のもとに降嫁される際に、全面的に改修されたといわれています。 いわゆる「箱根八里」はこの道のことで、昭和35年に国の史跡に指定されました。 (神奈川県資料より) |
箱根は今年の冬はとても雪が多かったそうです。 特に滑りやすくて歩きにくい石畳もあり、12kmを全員完歩して 3時過ぎに元箱根へ着きました。 お疲れさまでした!! |