宮ヶ瀬湖散策   ( 2006・9・16
左岸:神奈川県相模原市津久井町青山地先
    神奈川県愛甲郡愛川町半原地先
右岸:神奈川県愛甲郡清川村宮ヶ瀬地先
    神奈川県愛甲郡愛川町半原地先



ススキの穂が出始めた9月中旬、宮ヶ瀬湖へ出かけてきました。

宮ヶ瀬ダムによって生まれた宮ヶ瀬湖は自然に恵まれ

都心からも近く人気の観光スポットとなっています。

湘南から厚木市を通り抜け清川村へ入り、先ず宮ヶ瀬湖エリアへ向かい

次にダムサイトエリアを回ってきました。


宮ヶ瀬湖畔エリア

中ほどに見える橋は湖にかかる「やまびこ大橋」。



広い芝生広場がある宮ヶ瀬湖畔園地
宮ヶ瀬やまなみセンター、宮ヶ瀬水の交流館、野外音楽堂などがあり
メイン階段の上には水の郷商店会がある。

大きなモミの木は有名なジャンボクリスマスツリー。



遊覧船乗り場付近。ススキが穂をなびかせ秋の気配が漂っている。




宮ヶ瀬ダム建設にともなって281戸の住宅が移転を余儀なくされました。
宮ヶ瀬水の郷交流館では、昔の村での農業や暮らしに関する道具などが展示されています。





ダムサイトエリア

駐車場からシャトル便の
イタリア製ロードトレイン「あいちゃん号」に乗ってダム下へ着いたところ。


圧倒される巨大なダム本体。
中央の斜面2つの穴から観光放流が行われています。

型式:重力式コンクリートダム
ダム建設工事で実際に使用された
インクライン利用のケーブルカーでダム上へ行きます。



急勾配を下っていくケーブルカー。
ダムサイトエリアには「水とエネルギー館」がありダムについて学べます。


ダム湖から下を流れる中津川。




宮ヶ瀬ダム本体建設工事に着手したのが、1987年11月。

それから13年の歳月を経て2000年12月に宮ヶ瀬ダムは竣工しました。

宮ヶ瀬湖から宮ヶ瀬ダムまで回ると想像していた以上に広大なエリアでした。

ダムが出来る前にこのあたりの細い山道を通ったことを思うと

余りの変貌に驚かされます。

改めて水の大切さや自然について考えさせられた散策でした。