EXE ファイルを実行できなくなった状態で、EXE ファイルを実行する方法
Lhaplus の関連付け設定で、[追加] ボタンから直接入力で EXE を追加して、設定を保存した場合、
以降 EXE ファイルを実行できなくなる不具合がありました。
誠に申し訳ありません。ご迷惑をおかけいたしましたユーザーの皆様には深くお詫び申し上げます。
EXE ファイルを実行できなくなっている環境を、元の状態に戻す修正プログラムを用意しましたので、
現在不具合が発生している方はご利用ください。
不具合が発生している環境でも、使用できることを確認しております。
なお、不具合が発生した原因については 別記 してあります。
exefix.vbs (525 バイト)
このファイルを保存し、ダブルクリックして実行してください。
修正が完了すると、「完了しました。」というメッセージが表示されます。
既に修正済みの場合に再度実行すると、「データ値 'Lhaplus Backup Default' から文字列値を取得できません。」
というメッセージが表示されますが、特に問題はありません。
exefix.exe (140,800 バイト)
exefix.bat (10 バイト)
2 つのファイルを同じディレクトリに保存し、exefix.bat を実行してください。
exefix.vbs を使用できた場合は、こちらは必要ありません。
1. [スタート] メニューの [ファイル名を指定して実行(R)...] をクリックする。
2. command と入力して、[OK] ボタンをクリックする。
3. regedit と入力して、[Enter] キーを押す。
4. 左のツリーから [マイ コンピュータ] -> HKEY_CLASSES_ROOT -> .exe を選択する。
5. Lhaplus Backup Default、REG_SZ の右にある [データ] をメモする。
上の画像 (Windows 2000) の場合は、exefile となっている。
6. (標準) をダブルクリックする。
7. [値のデータ(V):] に 5. でメモした文字列を入力し、[OK] をクリックする。
この時点で、EXE ファイルを実行できるようになる。
8. Lhaplus Backup Default を右クリックして、削除を選択する。
「この値を削除してよろしいですか?」というダイアログが表示されるので、[はい(Y)] をクリックする。
9. 左のツリーから [マイ コンピュータ] -> HKEY_CURRENT_USER -> Software -> HoeHoe -> Lhaplus -> m_chkExtension を選択する。
10. exe を右クリックして、削除を選択する。
「この値を削除してよろしいですか?」というダイアログが表示されるので、[はい(Y)] をクリックする。
11. レジストリ エディタの右上の [×] をクリックして終了する。
12. コマンド プロンプトは、exit と入力して、[Enter] キーを押し、終了する。
- コマンド プロンプトから、ファイル名を指定して実行する。
Windows 2000 の場合でも、cmd.exe ではなく command.com を使用してコマンド プロンプトを開いてください。
- 右クリックメニューの [新規作成(W)] から [テキスト ドキュメント] を作成し、
実行する EXE ファイルを記述して拡張子を .bat として保存し、このバッチファイルを実行する。
このような不具合が発生した原因は「ユーザーが EXE ファイルに関連付けることを予測できなかったこと」です。
Lhaplus の関連付けの設定では、EXE ファイルを選択するチェックボックスはありませんが、
[追加] ボタンからユーザーが自由に関連付ける拡張子を選択できるようになっていました。
ここで、EXE ファイルを追加した場合に、不具合が発生することになります。
レジストリの HKEY_CLASSES_ROOT\<拡張子> の部分に、
その拡張子をどのように扱うか、という情報が記述されており、
関連付けを設定する場合、このデータを編集することになります。
上記の操作で、EXE ファイルの関連付けを設定してしまった場合、
EXE ファイルの扱いが変わってしまい、EXE ファイルを実行することができなくなる、
という不具合が発生していました。
この不具合の再発防止のため、Lhaplus の関連付け設定で、
EXE ファイルを追加できなくするよう変更したバージョンを作成しました。
トップページ からダウンロードできるようになっております。