[ジムノペディ] ジャズ、ロック、歌謡曲など幅広い要素を取り入れた独自の音楽は、どこか懐かしく、危険な香りが漂う“歌謡ジャズ・ロック風。リーダーは作詞・作曲を担当する小林殉一。デビューアルバム「雨、所により花吹雪」の歌詞はすべて日本語詞。英語まじりの中身の無い薄っぺらな歌詞が主流の昨今、耽美的でエロチシズムを感じさせる歌詞は異彩を放つ。 「文学、映画、演劇的なものに興味をひかれる」という小林の文学性が表れたものといえる。好きな作家は、楳図かずお、太宰治、三島由紀夫など。 バンドの顔であるボーカルの田中直美はセクシーでキュート。グルーブ感あふれる歌唱力はまさに“10年に1人のボーカリスト”。趣味は「休みの日に家でピアノを弾いたり、お菓子を作って、バンドのメンバーにあげること」。 「ジャズっぽいといわれるけど、基本的にはロックバンドであり続けたい」と小林。 バンド名は、リーダーが傾倒するクラシック界の異端派、エリック・サティの作品名に由来。CDジャケットのイラストも小林の自筆による。 [personel] 田中直美(Vocal) 笹沢早織(Piano & Keyboard) 西広樹(Guitar) 永長健(Bass) 川崎綾子(Drums&Chorusu) 小林殉一(Sax & Chorus) ![]() |