チラシの手帖
MOTHER「LONG DISTANCE」(2002.02.23〜03.03、紀伊国屋ホール)
 升毅率いる関西劇団「MOTHER」の解散公演。11年前に「売名行為」を解散して「MOTHER」を作った升毅だが、役者としてマスコミの仕事が多くなり、劇団維持が困難になったのだろうか。牧野エミと組んだスタイリッシュな舞台は個性的だったが…。
流山児★事務所公演「最後から二番目の邪魔者」(2002.03.24〜0331、下北沢ザ・スズナリ)

作=佃典彦、演出=天野天街という異色の布陣。チラシもまた流山児★事務所らしくなく、まったく「少年王者館」そのもの。男優だけの芝居。
コンボイショー「ザ・コンボイショー」Vol20「ペンギンザ」(2002.04.03〜0415、青山劇場)

 今村ねずみが主宰するコンボイショーの女性版始動。オーディションで合格した9人の女性のダンス・エンターテインメントショー。白地に金赤でタイトルロゴ。文字袋字の中にカラーで女性の目をはめ込んだチラシもセンス抜群。
或る憂鬱THE・ガジラ「或る憂鬱」(2001.11.01〜11.09)

 鐘下演出が初舞台だった若林しほ。やっぱり舞台がやみつきになったみたい。しほチャンの半開きの唇が色っぽい。イエローを基調にした配色も効果的。
ワーニャ伯父さん
MODE「ワーニャ伯父さん」(2001.11.09〜11.18)

 
美保純と演出・松本修のツーショットが遠景。タイトルが半分写真にかかり、空白を生かした文字配列。オシャレなMODEらしく、さりげないセンスが光る
日本の女
阿佐ヶ谷スパイダース「日本の女」(2001.11.07〜11.18)
 
 俳優・長塚京三の息子・圭史の主宰劇団。宣伝イラウsト=魚喃キリコ、宣伝美術=小山裕良
幕末2001
流山児★事務所「幕末2001」(2001.10.19〜10.28)

 
南野陽子と榎木孝明、そして塩野谷正幸の顔合わせによる幕末絵巻
SINCE
ウォーキングスタッフ・プロデュース「SINCE」(2001.09.26〜10.03)


 高橋かおり、渋谷琴乃主演。和田憲明の手で追い詰められる女二人。