【著者略歴】
 新潟県柏崎市に生まれる。
 1970年頃、日本警備保障(現在のセコム)東京支社に入社、万引Gメンとして紀伊国屋書店新宿店書籍売場にてメンバー十数名中、検挙件数、金額共に毎月のトップ賞を継続した。
 1975年頃、機械設計業を志し機械設計畑にはいり、多くの種類の工作機械、産業機械の設計を手掛けた
 1980年頃、遊園地機械サファリ―ペット(通称歩くパンダちゃん)の機体設計、ぬいぐるみのデザインを手がけ根強い人気に支えられ全国の遊園地に約6000台を販売した。
 20代後半の頃から空飛ぶ機械を作れないかと思い反重力理論を考え始める。
 35歳で独立、機械設計業、去ト野設計(現在のshibano plan)を開業、社長業の傍ら重機製造メーカーの鰹ャ松製作所(略称コマツ)の外注設計として、重機車両本体の力学計算、設計やブルドーザーやユンボ等のアタッチメントの力学計算、設計、大型走行クレーンの力学計算、各種大型コンベアの力学計算、設計や各種機械のパワーラインの解析設計等々、動力学、静力学的な解析を手掛けた。
 43歳頃から、潟}ックス企画を設立、飲食店経営を始め、5店舗を展開した。
 それらの業務や経営の傍ら、重力への挑戦と題して、反重力理論を本格的に考え始め、数多くの仮説を立てて、それに対する簡単な実験装置を作り、実験を繰り返し、データを取るなどして没理論の山を築いて来た、その没理論の中の幾つかを組み合わせると理論が完成する事を思いつき、ローレンツ磁気力とジャイロモーメントをテーマにして追いかけ始め、本理論を構築し始めてから約6年の歳月が流れ2004年8月16日にようやく本理論の全容が完成し現在に至る。


【理論発想の動機】
 この理論を考え始めたきっかけは、誰に言われた訳でもなく、友人や知人の誰かの言葉に影響されたわけでもなく、会社の業務でチームを組んで上司の指示を受けたり、仲間と打合せをしながら開発をしようとした訳でもない。またUFOに遭遇した訳でもなくUFOウオッチングに興味を持っていた訳でもない。
 ただ、この世に現在の航空機やロケットとは違った方法で空や宇宙を飛ぶ方法はないものだろうか、竹取物語のように「飛ぶ車一つ具し」と言うような『空飛ぶ機械』は創れないものだろうか、と『重力への挑戦』と題して、反重力装置について想いを巡らし、三十余年の歳月にわたり、研究と考察と洞察と試行錯誤を繰り返し考え続けてきた。
 この理論を考えて
見ようと思った理由はもう一つ有る。それは私の職業が機械設計業だったから、若しかしたらこの理論に対して有る程度の所まで詰め寄る事が出来るかも知れないと思った。

 【理論構成の成り行き
 反重力理論を考える時には、まず、力に関する材料、候補としては遠心力や、磁気反力、ジャイロモーメント等を用いるが、その力がある一つの方向にだけ偏って出てきそうな構造を考えては、それに力が加わってその構造物が色々な動きや回転をしたときに、果たして一つの方向に力が出て来るかどうかについて、研究と考察と試行錯誤を繰り返し構造と力の大きさとその合理性の計算式を作り、その式をコンピューターシミュレーションして解析して行く、しかしその理論が没理論化して行く時は、自分の考えの中には有るはずの力が出ていなかったり、力が思う方向に出ていたとしてもその大きさが余りにも小さかったり、自分で理論付けした所がどうも納得できなくて、より深く掘り下げて考え、調べて見たり、実験を繰り返し、データを取っていくうちに、やはりそこには何も力が無かったり或いは嘘だったりする。

 また、これは若しかしたらと思った装置には、どこかに必ず気づかずに見落としていた反力が潜んでいて当然の事ながら全ての力はどの方向にもイコールになってしまう、それもそのはず、ニュートン力学では作用反作用の法則によって全ての力はどの方向にもイコールになって消えてしまうのである
 例えば巨大な船の中でどんなにとんでもない事が起きていようが、大砲を何万発も打ち合いしていようが、外の空気か海水に働き掛けない限り、その船は一歩たりともその場を動く事は無い。そんな事を繰り返しながら今ではもう幾百もの没理論の山を累々と築いてきてしまった。

考察と試行錯誤
 今、私が提唱するこの磁界をテーマにした理論も、もう二十年も前に思いつき、それは全く幼い、本当に幼稚な理論からスタートしたものであった。
 その時には、磁気反力をテーマにしていて、考察と試行錯誤を繰り返し考え続けて行く内に、力は少し出るのだが自分自身を持ち上げるには、余りにも小さすぎる力であると言う結論に至り、やがて没理論化してその没理論の山の中に埋もれて行った。しかし、もうこの時既に、少し考え方と形状は違うが内部磁界を回転させて浮力を得ようとする構造の原型を探り出していた。

 最近になって、反重力の理論などは何処を探し回っても絶対に有りはしないのだと考えるようになり、すっかり諦めてしまって居たがもう一度この理論でも眺めてみようかと、古いファイルの中から引っ張り出してきた。
 私はこれまでの長い間、考察と試行錯誤を繰り返す中で、書店や図書館で色んな本を読み漁ったり、買い込んで読みふけったりしていたので、知らず知らずに雑学なども含めて色んな知識が身に付いて来ていたから、初めは
2ヶ月も掛ったかなり難しい力の解析も、今では5分か10分で出来る程に鍛えられていた。そんな中でその古い理論を開いて見ると余りにも幼稚だったので、過去の自分が滑稽にも思えた。

ローレンツ磁気力の登場
 そして、この理論に修正を加えて見たらどうだろうかと思い、私は機械設計関係の仕事だから電気の事はあまり良く知らないので、もう一度改めて電気や磁界についてじっくりと学んで考えて見ようと、物理や電磁気学や電気理論の本の電気と磁界の部分を徹底的に読み漁り勉強し始めた。
 するとそこには、今までに私が全く気付かずに居た浮力に関する言葉が書かれていた。
 『電荷を持つ粒子が磁場の中を運動する時に働く力を、ローレンツ力と言い、運動する粒子は全てこの力によって支配される。』
 『電流に働く力は、電荷を持つ粒子が磁場の中に置かれた導体の中を運動する時に働く力(ローレンツ力)の多くの粒子の合力であり、その合力をローレンツ磁気力と言う。』と書いてあった。

 私には初耳で何の事なのかピンと来なかったので、図書館に通いつめたり、東京の大きな書店の近くのビジネスホテルに何連泊も宿を取って、朝から通いつめ夜遅くまで、ローレンツ磁気力や浮力に関係有りそうな専門書籍を本棚ごと、片っ端からよみあさり、必要だと思われる所は何行かメモを取った。
 一冊何万もする高額の書籍を何十冊も買えるお金が無く、ホテル代の方がずっと安かったからである。又、一般的な書籍とは違いそう言う高度な専門書は大都市のかなり大きい図書館にも簡単には置いてないものである。

 この、ローレンツ磁気力を理解し、そこに生まれる微々たる浮力を大きく膨らまし、拡大するにはどうしたら良いのだろうか?何かいい方法が無いだろうかと考え始め、それさえ出来れば、ある程度重い物を空中に浮かべる事が出来るはずだと考える様になっていった。

重力との激闘
 この理論は電気と機械の複合理論であるから、機械が専門である私にはなかなか難しく、勿論、その後も何度も何度もつまずき、没理論に成りそうになりながら、七転八倒しながらも何とか打開策を見出した、不思議な事にこの理論には必ず打開策が有ったからどうにか凌いで来ることができた。
 一行を書き込むのに一週間かかった事もざらだった。一つの計算式を考えつき、物理や電磁気学のその正式な公式にたどり付くのに一ヶ月を要したことも度々だった。何週間も前に進めないことも何度も有った。

 とりわけこの理論の中枢の部分のローレンツ磁気力の微々たる浮力の拡大と言う所は、先人科学者の言も書も無く、参考になるものは全く無かったから、ここの部分だけでも見抜ききるまでに八ヶ月余りを要し、特に中枢の部分は、理論の正体が霧にかすみ、闇に紛れ、イマジュネーションが浮かんでは消え、消えては浮かび、考えに考えて、試行錯誤の嵐となって、正に重力との激闘であり、死闘であり、体力勝負だった。常に頭から離れず苦しい日々が続いた。重力への挑戦とはこう言う事だったのかと思い知らされたのだが、今
にして思えば私にはその一つ一つがなつかしく、楽しくて仕方なかったように思えてくる。

 今までの、没理論の中の幾つかが基礎になり、参考になり、組み合わせる材料になって、浮力拡大の理論が最終段階を迎えて、ほぼ今の理論に近づきつつあり、前に進めたくて寝食も仕事ももどかしく思えて夢中で机に向かって考え続けていた時、近くに全くひとけが無いのに突然、すぐ近くで、ほぼ私の耳元で人の声がした。
 その言葉は一言で一回きりだったが、今の理論の中枢の詰めの部分の考えが少し違っていることをはっきりと示唆した。それによってこの理論の中枢の部分をもう一度考え直してみようと思い、何度も考え直しているうちに、確かにほんの少しでは有るが核心の力を出す時の動きの解析が間違っていることに気付き、本当の浮力拡大理論がようやくはっきりと見えてきた。
 
ジャイロモーメントとの合体
 浮力拡大理論がとうとう完成し、機体の内部から内部磁界を発生させそれを回転させる事により外部平等磁界(地磁気など)に作用させて大きな出力は出せるのだが、それを出す機体が宙に浮いたまま何処にも固定されていない為、機体自身がその反力で逆方向に回転させられてしまう、さ〜て、機体をどういう風に支えたらいいだろうかと考えた時に、はたと困ってしまった。
 然しながら、その問題を解決するのにそんなに時間が必要ではなかった。
 今までに考えた没理論の中にジャイロとジャイロモーメントをテーマにして約8年にも渡り追いかけた経験があったので、ジャイロとジャイロモーメントについては知り尽くしていた。もし私にジャイロの知識が無かったらこの理論はこの時点で没理論になっていたに違いない。
 回転して少し傾いてる駒は重力に引っ張られているにも拘らず重力方向には倒れず、その方向とは丁度90度の方向に回転軸と重心を移動して行く、それを駒の歳差運動と言い、駒にはジャイロモーメントが発生して重力と同じ力を上向きに創り出し倒れないのである。
 ここでニュートン力学の作用反作用の法則で言う全ての力はどの方向にもイコールになって消えてしまうと言う理論が完全に崩れ去って居る事に皆さんも気付いた筈です。
 ちなみにローレンツ磁気力を反重力のテーマにして追いかけ始めてから約6年の歳月が流れた。
 
 
このローレンツ磁気力とジャイロを幾つか組み合わせることにより、浮上、飛行、舵取り迄もが可能に成り、その出力をするがゆえに時々刻々と変化し、乱れ崩れて行く機体の姿勢やジャイロ自体の姿勢のコントロールの為の全ての力学的部品メンバーを揃えると、意外と簡単に反重力理論とその装置が自在に宇宙空間を飛行する為の理論迄もが成立してしまった。


UFOその物の形になって行く
 こうしてこの理論を書き進め、出力する力の大きさや角度や時間的長さなどを求めて唯々合理的に軽くなるように、シンプルさを求めて設計し、部品をその機能上最適な位置に配置し外形をデザインしていくと、良く話題に登場するアダムスキー型UFOUnidentified Flying Objectの形が除々に姿を現し始め、着陸ギヤ(実はこれはギヤではなくジャイロなのだが)と呼ばれている三個の丸い下側への飛出しや、ローレンツ磁気力面を作り出す内部磁界を正確にコントロールする為の、スカートの裾までが必要不可欠な部品になってきて、これではまるでUFOその物だと言う形になってしまったので大変驚いたものだ。

 もっと他に合理的なデザインがあるのではないかと疑ったが、注意深く膨大な量の計算式を何度も検算し、その数式をコンピューターシミュレーションしながら、出て来たその答えの数値のままに設計を進めて行くと、宇宙空間での飛行に対応するには、この形が一番軽くてシンプルで、最小限必要不可欠の姿なのだと言う合理性が分かって来た。

 太古の昔より、色々と多くの目撃の記述のある空飛ぶ円盤に、意図せずにどこまでも酷似して行く事から、そしてローレンツ磁気力の浮力を大きく拡大する理論の、何十箇所にも及ぶ緻密なプロセスの一つ一つの部分も、理論的に必ずそうなるしかなく、疑う余地は無い、またジャイロの理論も何処にでも、船や飛行機やロケット等々、極一般的に使われている普遍的な力学的な材料で有り真実であるから、この反重力理論は『間違いなく本物だな』と確信した。

 もし没理論であれば、理論上でも設計上でもデザイン上でも、どこかに無理や不合理が生じていつか破綻してしまうが、この理論は何時までも何処までも無理も不合理も怪しい所も見つからず、破綻する様子を全く見せない。


人類から神への進化
 この機械は宇宙空間のさまざまな磁場の大きさや傾きに合わせて、或いは、重力場の大きさに合わせて、大きくも小さくも羽根を広げる事が出来、希薄な磁界の力線を辿って天界の果てまで翔び駆け巡ることが出来るから、我々はこの機械を手にし操る事により人類史上初めて、神にも似た一歩を大宇宙に向かって踏み出し歩き始めることに成る。
 それを操る者は神に似た知識、知性と資質と人格を要求され自覚させられることになるだろう。
 爆発した中性子星の周りには、金やプラチナだけで出来た大きな星が無数にちりばめられていると言う、宇宙にはもっと小さくて軽くて無限大の価値を持ち、人類に幸をもたらす物質がゴロゴロと転がっているかも知れない。

 だから人々は全く無益で恨みだけが高く付き、子々孫々に至るまで唯、憎しみだけが何時までも長く尾を引く、あらゆる争い事や奪い合いを今すぐ止め、どの民族も皆同じアフリカのイブの子孫である全人類が、和して協力し合い、この乗り物を実現させて、愛と勇気と希望と浪漫と夢に満ち満ちてこの船を操り、宝探しに、探検に、観光に旅立とう。
 そこには我々が今までにまだ見た事も聞いた事も無い、全く予測も付かない幸や富や快楽やまたそれ以上の事や無限の可能性が待っているだろう。

反重力理論の確定
 長い長い考察と洞察と試行錯誤と諦めと悲観と希望と喜びを今抜け出して、ここに私自身が没理論化しようとして何百回も試みたが、そして今も試み続けて居るが今度はどうしても突き崩す事の出来ない反重力理論がただ一つだけ残った。
 それは大地や水や空気等の物質を媒介せずに、磁界の磁力線の2つの方向性と、流体ではないのだが流体に似たその性質を巧みに利用し、ジャイロによって巨大な横の力を、いとも簡単に縦の浮力に変換する事を可能にし、自分自身を持ち上げるには十分すぎるほどの浮力を発生させられる。

 私の頭の中には、その力を作り出せるプロセスや、飛翔姿勢をコントロールするプロセスや、内部でうごめく総ての力が、一点の曇りも無くハッキリと見えていて、それを裏付ける理論や基本的な計算式は、先人天才科学者たちが研究と洞察と英知を傾けて作り出し、実験によって裏付けされている公式のみを用い、それらの総ての公式や計算式、一覧表のデータの数値、説明する為の理論や言葉の一字一句などについては必ず二冊以上の書籍から確実に裏を取り、図に書き込んだ線の一本一本にも嘘はないか、必ずそうなるのかと公式に当てはめ隅々まで検証し尽くしてあり、私が勝手に妄想して作り出した公式や摩訶不思議な理論や怪しげな力など何処にも使われていない。

 現在何処にでも一般に使われているごく有りふれた平凡な力をいくつも組み合わせることにより、大きな浮力を発生させ飛行する事を可能にした。

 勿論そこには、天空に浮いたまま、装置内部で浮力1つのみを残して巡り巡る全ての力を担い受け止め消し去る(イコールにする)力学的部品メンバー達も存在し、機体重量と大きな浮力の反力を受け止める力学的外部メンバーも歴然と存在している。
                  
                 2004.8.16.PM 2:15
 完成
             
          その翼の名は
反重力装置
      “Galaxy Flying Machine”
                     銀河系飛行機

 
フリーエネルギー(永久機関)の誕生
 ここでエネルギーと言う大きな問題にぶつかってしまう、長時間宇宙空間を飛行して行く為には巨大なエネルギー源を持つ必要がある。しかしここにも解決方法が有った。
 この機体に搭載するメインの装置であるウイングローターと呼ばれる内部磁界発生装置や、それを回転させるモーターや、幾つかのジャイロを回転させるモーターなど、これらの出力部品の動力源には総て電流しか用いていない。
 現在、我々が持っている電線技術は、高温超伝導と言われる-200℃〜-100℃の温度で超伝導が発生し電線1平方センチ当たり20万アンペアの高電流を流し、成功したとの報告も有り、1回バッテリーを満充電にすれば宇宙の飛翔の仕事をしても無傷で同じ電流がバッテリーに戻って来る事になる。これは既に永久機関であり、電線が発熱し冷却が必要であるが宇宙空間の温度は-270℃なのでそんなに冷却に神経やエネルギーを使う必要はない。

 【エネルギー増幅機関の誕生
 もう一つ考慮に入れなければならないのは、
どうしても超伝導電線が発熱してしまうので冷却が必要なのだが、宇宙空間の温度は-270℃、例えば電線の温度が-150℃とすればその温度差を利用して熱発電素子を組み込み発電すれば完全にエネルギー増幅機関に成ってしまう。キャビンなどの居住空間や付属機器等で消費する電源も十分賄える事になる。
 従って宇宙空間をエネルギー無補給のまま何処までも飛び続ける事が出来る

shibano plan

mechanical planning & drawing

TEL 0257-23-4750
e-mail shibano.plan@kme.biglobe.ne.jp