終 章

山崎川 2010.11.16〜11.21



色鮮やかな黄紅葉も良いが、シックな桜の紅葉も捨てがたい味がある。色合いが極めて微妙なのだ。僅かな光の強さと角度によって、印象がまったく変わってしまうのだ。 目とレンズの高さの差によってすら変化してしまうことがよくある。意気揚々と帰宅して、パソコンの画面で観てガッカリすることもしばしばである。 自宅から歩いて通える距離の山崎川は、そういう意味ではもってこいのポイントである。 失敗したら、出直せばいい。 地味なものほど手間がかかる。