東濃の四季2009(9)
5月10日 ケリの抱卵
今年も「なんじゃもんじゃの木」の花が咲く季節になりました。毎年、天然記念物の樹を撮影するのも飽きたので、今年は別の自生地を訪れることにしました。といっても、一昨年に下見済み。ここを選んだ理由は、単純明快です。一昨年、子連れのケリを見かけたからです。
やはりケリがいます。恭介はカシオの連写モードで構えます。隣で悦ちゃんが、キャノンの単写モードで撮影。この距離ならば、任せられる程度には上達しているはずです。二人とも熱中しすぎて、ひ〜ちゃんを見失うミスはありましたが、やっとケリ発進!
飛んでいる時の、白い羽を撮せました。これで満足。次は巣を探さなくては・・・。
畦にも、やはりケリの姿が・・・。オッ、あれは卵を温めているな!
無造作に近づくと、やはり飛び立って、田圃の方から盛んに注意を惹こうとしています。でも、ずるがしこい人間を騙すわけにはいきません。そのまま、抱卵場所の手前まで。
やはり、ありました。それにしても、ずいぶん目立ちますね。蛇はいないのかな? ちょっぴり心配!
さて、ここへ来た目的を忘れるところでした。(笑) ヒトツバタゴは満開です。
愛知・岐阜・対馬にだけ自生する珍木として有名なヒトツバタゴ。
ふんわり、もっこり綿菓子を、カメラで引き寄せてみましょう。
雌雄異株。花冠は4深裂。これは雌花でしょうね。
5月2〜4日 ゴールデンウィーク到来
GWは山小屋でのんびりしようとテレビを見ていると、やはり名古屋〜恵那までの間も、気の遠くなるような渋滞が始まっています。こうなれば、瀬戸〜小原〜恵那経由で一般道をのんびりと行くしかありません。それでも1時間余分にかかる程度です。
山小屋のヒメハギが、ずいぶん増えてきました。

山小屋付近で、時々立ち寄るポイント。新緑にアオダモの白さが映えます。
はじめて気づいたこの花はサイフリボク。別名のシデザクラの名が示すようにバラ科の植物でした。

恒例になった山小屋の朝。エニシダは肥料木として土壌改良のために、かつて持ち込んだ物です。
亡父の形見のドイツスズラン。昨年購入したジュウニヒトエ。

一昨年持ち込んだエビネ。どれも皆元気です。

元々ここにあった物、勝手に入り込んだ物もあります。ヒメハギとサルマメ。
共に、このところ急速に増えてきています。サルマメの雄花と雌花。
スノキ・ムシトリナデシコ。
キチョウが飛んできたので、カメラを構えると、アレッ、産卵してる。早速調べると、やはり卵です。

今回は、いつもの近場にも出かけずに、殆ど山小屋とビオトープで過ごしました。この付近は、チチブドウダンの多い所です。
里のナツグミも満開になっていました。
ビオトープのギフチョウを撮影した付近が面白そうなので、調べてみると、早くもツクバネウツギが満開です。
ヘビノボラズもいち早く咲いています。
ヤマフジも豪華に。

ズミもこの付近ではいち早く咲き始め、ヤマツツジもまだ満開。

咲き始めたツクバネの雄花とノアザミ。

当然、昆虫も豊富です。カンアオイの葉をめくると、やはりギフチョウの卵が。いつもの場所で日向ぼっこのルリタテハ。

ゆっくり撮らせてくれたツバメシジミ。

トンボも活動開始。サナエトンボとシオカラトンボ。

ハンミョウも目立ってきました。右は小原で見かけたニワハンミョウ。
葉を食べているのは、ヒラタアオコガネのようです。水中ではミズカマキリも活動開始。
環境というのは、本当に微妙なものだと知りました。ここ数年来、伐採や手入れをしている野草園やビオトープでは、思いがけない変化が続いています。現在のところは、良い方向に向かっていると思っていますが、様子を観ながら、慎重に進めないといけないなと痛感しました。
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