野草の森から2013(5)
3月30日 コブシ咲く頃
東濃では、タムシバとシデコブシが盛りを迎えた。去年は、タムシバの姿が、あまり目立たなかったが、今年は、あちこちの山腹を、白いタムシバの花が飾っている。ビオトープ周辺でも、それは同じだ。
ビオトープ背後の山腹でも、今年はタムシバの姿が目立つ。こんなにあったのかと驚かされる。
ビオトープのすぐ脇でも、タムシバが見事に咲いている。
<野草の森>のハナノキは、今年もたわわに花を咲かせた。
ビオトープのコウヤミズキも、沢山花をつけるようになった。
キブシも同様だ。
心配していたキクザキイチゲも、元気に花を咲かせた。
里では、カキドオシ・ミツバツチグリも咲き始めた。
いつの間にか、ヒサカキも咲いている。
シキザクラも一気に賑やかになった。
土手のハルリンドウは、いよいよ盛りである。しかし池の畔では、まだ見当たらない。
ショウジョウバカマも、あちこちで目立ってきた。<野草の森>のウグイスカグラも、いよいよ咲き始めた。
カタクリも無事に咲いた。バイカオウレンは、これで終わってしまうのか?
春が遅い<野草の森>。フキノトウがやっと咲き始めた。翌日は、予定外の雨。カラマツの若芽も膨らむ。
なにはともあれ、春は順調にエンジンがかかってきたようだ。
3月22日 静かに進む春
東京では、ソメイヨシノの開花が進んでいるという。名古屋でも咲き始めたが、まだチラリホラリだった。これまでの常識が通用しなくなっている。当然、この辺りでは桜はまだ先だ。梅がようやく賑やかになってきたところだ。
暖かな林縁で、ひっそりとシュンランが咲き始めた。
東洋蘭を代表する清楚な佇まい。だが、顔(唇弁)は紛れもない蘭。
梅は、ようやく賑やかになってきた。
ヤブツバキも咲き始めた。
野草の森では、最初のショウジョウバカマが咲いた。
ヒメカンアオイも咲き始めた。この付近には、真冬に咲くものは見当たらないようだ。
目を凝らすと、ツルネコノメソウが咲き始めている。
ネコノメソウも負けじと咲き始めた。
野草の森のミズバショウも、ようやく咲き始めた。四季庵から引っ越したミスミソウも開花した。
里の陽だまりでは、フキノトウが満開。ウグイスカグラも咲き始めてきた。
そして、タムシバがいよいよ咲き始めている。コブシが咲けば、桜の季節も近いだろう。
翌日は、恒例のホタルの幼虫の選別・放流。季節は本格的な春に向かっている。