野草の森から2013(6)

4月13日 寒さの中で

春の嵐が吹き荒れたあと、寒い日が続いた。東濃では雪もちらつき、今朝も霜が降りたそうだ。再び季節が戻ってしまわないかと心配したが、そんな中でも、ゆっくりと春は進んでいるようだ。


道中ではソメイヨシノが葉桜になっていたが、<野草の森>では、ヤマザクラが満開になった。
  
2本の巨木が、存在を誇示している。
  
花と同時に、葉を展開する様は、風情がある。
  
ムシカリは満開になった。
  
花は小さいながらも、ウグイスカグラも春を謳歌している。
  
ビオトープの枝垂れ桜も、華やかになってきた。
  
ボケも咲き、水路に影を作るために移植したユキヤナギも根付いたようだ。
  
ウリカエデも咲き始めた。
  
ようやく花をつけたナガバノモミジイチゴ。
  
コミヤマカタバミも、順調に咲いた。
  
サクラソウも咲き始め、タネツケバナも開花。
  
スミレの仲間も順調に咲いてきた。スミレ・マキノスミレ。
  
ゲンゲやシロバナタンポポも咲いている。
  
このエリアの第二弾。ハルリンドウは、池の畔で咲き始めた。コバノミツバツツジは、期待したほどには咲いていない。
  
<春の妖精>と呼ぶには、いささか地味だが、ミヤマセセリも登場。スジグロチョウも現れた。
  
珍しくアセビにとまったルリタテハ。ビロードツリアブは休憩。


4月5日 華麗な季節の序章

麓では、桜が満開になった場所もあったが、ビオトープ周辺では、まだそこまでは行かない。色彩的にも艶やかな春は、すぐそこまで来ているといったところだろう。


野草の森のムシカリも開花直前まで来た。
  
装飾花は開いているが、中央部の本当の花は、まだ蕾のようだ。
  
四季庵周辺を飾るコバノミツバツツジも、ちょうど咲き始めたところである。
  
シロモジもやっと咲き始めた。池の畔のヤマザクラも、咲き始めていたが、野草の森ではまだである。
  
スミレも咲き始めてきた。ニオイタチツボスミレ・フモトスミレ。
  
ヒメスミレ・アリアケスミレ。
  
コチャルメルソウも、やっと二株。カタクリは順調に咲いている。
  
ショウジョウバカマとシュンランは、そろそろ盛りのようだ。

撮影は出来なかったが、ギフチョウが飛び始めた。今年はそこそこ花も揃ったので、蜜を吸っている姿を見せて欲しいものだ。


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