野草の森から2013(7)
4月27日〜29日 GW前半
数年前からの傾向だが、今年は一段と寒暖の差が激しい。道中でも、新緑とヤマザクラの競演が、あちこちで観られる。しかし新緑の鮮やかさには、もう一つ欠けるようだ。植物も、どこでゴーサインを出すのか迷ってしまっているようだ。
前回とは異なるヤマザクラが満開になっている<野草の森>。クヌギなどの新緑も、はじまった。
ウワミズザクラは、今年も咲き始めた。
ザイフリボクは、花のつきが良さそうだ。
新緑の季節に似合うマルバアオダモのふわふわした花。
そしてコバノガマズミの季節に突入したようだ。この周辺では、四季庵のズミが自生に先駆けて咲く。
アケビに続いて、ミツバアケビも満開になった。
去年は咲かなかったので心配したが、ヤマシャクヤクが無事に咲いた。
去年移植したオキナグサの姿が見当たらないので、別の場所に植え付けてみた。ラストチャレンジ???
寒い時期に見つけたカヤランが、たわわに花をつけた。舗装の割れ目で、ヒメハギが一足早く花を咲かせた。
カヤランについては、ブログの方も合わせてご覧ください。 ブログへのリンク
キランソウが咲き、チゴユリも咲き始めた。
ニガイチゴも一気に増えた。今年も元気なイカリソウ。
初夏を感じさせるツバメやシオカラトンボの姿も、よく見かけるようになった。
ハンミョウの姿も増えた。ミツバチの動きも活発だ。昼間は暑く、初夏の陽気。
4月19日 ミツバツツジの頃
昨日は、名古屋では今年はじめての夏日を記録したが、今日からは一転、3月の気温に逆戻りとか・・・。これだけ変化が激しいと、人間にも厳しいが、同じ生命体である動植物への影響が気になる。これまで順調に育っていた野草の中にも、去年あたりから元気がないものも目立ってきている。それでも、今年もビオトープ周辺が、コバノミツバツツジに染まる季節がやって来た。
四季庵周辺も、一年中で一番華やかな季節を迎えた。
しかし、ギフチョウの姿は見当たらない。毎年、悔しい思いをする。
今年も無事にイカリソウが咲いた。
ヒトリシズカも花をつけた。
ビオトープでは、相変わらずヤマザクラが咲いているが、先週とは樹が異なる。背が高い順に咲いている???
サクラソウも満開になった。
畦も賑やかになってきた。キツネノボタン・スミレ。
ニョイスミレ・ムラサキサギゴケ。
ゲンゲ・カキドオシ。
ミツバツチグリ・ヤマブキ。
ニリンソウとタチツボスミレも咲いたが、どうも元気がないような・・・。
溜め池の畔のハルリンドウは、一気に賑やかになった。
ナガバノモミジイチゴも満開だ。
今年はナツグミの花のつきが良さそうだ。
アケビも満開。夏を感じる季節になった。だが、明け方は寒い。