野草の森から2013(9)
5月26日 初夏
このところ暑い日が続いているが、昼と夜の温度差は、相変わらず激しい。それでも昨夜は、掛け毛布を外して眠った。やっと防寒対策から解放されたが、息つく暇もなく、猛暑対策を始めなくてはならなくなりそうだ。
池がアサザの黄色で埋められる季節になった。来週には、ホタルが飛ぶだろう。
コウホネ・ヒツジグサも咲いてきた。
今年の東濃は、雨が少ない。水不足で、水温も上がったのだろう。キショウブの姿が目立つ。キショウブが増えるのは、好ましいことではない。池の畔では、ノアザミが咲き始めた。
野草の森のエリアでは、タニウツギに続いて、エゴノキ満開。
今年もセッコクが無事に咲いた。しかしじり貧傾向に見える。
エビラフジ・コウゾリナも咲いた。
だいぶ大きくなってきたヒトツバタゴ。マユミの花もひっそりと咲いている。
シライトソウも咲き始めた。梅雨近し!
いよいよミヤマママコナの季節に突入。ササユリもスタンバイ!
周辺では、ノバラが咲き始めた。
先週、撮り忘れたホオノキの大輪の花。綺麗な状態を探すのに苦労する。
5月17日 夏の気配
週末の天気予報が悪いので、今回の来訪は、間隔が詰まってしまった。さすがに新顔は少ないが、今日も上着のいらない陽気だ。この地域を代表するヒトツバタゴもほぼ満開になっている。HPは徒歩圏と大見得を切っているので、ブログに譲って、探し回ってみよう。
今年もタニウツギの紅色がビオトープを染め始めた。
この花が咲くと、風景も華やいで見える。
ズミも満開になっている。しかし、この花はちょっとした環境条件で、咲く時期にずれを生じるようだ。
いよいよ満開になってきたクロミノニシゴリ。
これも、この地域を代表するベニドウダン。
モチツツジ・ヤマボウシも咲き始めた。
花は地味だが、実が楽しいツクバネ。雄花に続いて雌花も咲き始めた。
クワやヒメコウゾはいつの間にか実になり始めている。
今年もビオトープにアサザの季節が巡ってきた。
カザグルマも無事に咲いた。咲いたばかりなのに、萎れた印象を受けるのが気になる。雨が少ないせいか?
期待していたクリンソウは、意外に寂しい。マイヅルソウも、葉が増えた割には・・・。
ハルリンドウは、まだ頑張っている。庭ではアヤメも咲き始めている。
野辺にはハハコグサ・アメリカフウロ。
久しぶりに見たキジ。ツバメの子供は、まだ卵のようだ。
ハンミョウばかりではなく、ニワハンミョウもいることに気づいた。田植えも終わり、夏に向かう水田。
やっと上着と炬燵から解放される季節になったが、今年の猛暑は厳しそうだ。