野草の森から2013(15)

9月11日 秋に向かって

不覚にも、ゴミの運搬で顔面を地球と大衝突させてしまった。当分、醜い姿を晒さざるを得ない。おかげで、またも間が開いてしまったが、季節は、ゆっくりと秋に向かっているようだ。


少し心配していたのだが、シラヒゲソウが無事に咲いた。細く切れ込んだ花弁も魅力的だが、黄色い仮おしべがチャーミングだ。
  

  
アカバナも元気な姿を見せてくれた。
  
小さいけれど、好きな花のハシカグサ。一年草なので、咲く場所が変わってしまった。
  
一面のヤハズソウも咲き始めた。
  
湿地ではイワショウブが、夏の終わりを告げる。
  
ワレモコウの姿が目立ち始めた。咲きながら長くなっていく。
  
秋を告げるリョウノウアザミ、アキノノゲシ、
  
ユウガギク、ナンテンハギも登場した。
  
ヒヨドリバナやススキも咲き始めた。
  
ツリフネソウも盛りを過ぎたようだ。
  
田んぼではクサネムが咲いている。
  
イボクサも姿を見せた。この付近では、稲と一緒に伝来したと思われるアゼトウガラシが多いのだが、徐々に新興勢力のアメリカアゼナが進出してきている。
  
クリの毬が落ち始め、茸の姿も目立ってきた。秋を感じる。


9月1日 秋の気配

先週は、ついに東濃に来ることが出来ませんでした。この時期は、咲き始める花も少ないので、それも影響しているのは事実です。
半月ぶりに訪れると、やはりサギソウやキキョウは、ほぼ終わっています。どうやら、待望の雨はしっかり降ったようで、ずいぶん涼しく感じられるのが救いです。それどころか、夜から明け方にかけては、肌寒さすら感じます。気温的には、溜まってきた仕事をするのにはもってこいなのですが、この日も天候は不安定です。雨交じりの天候では、散歩すら思うようには出来ません。


ここ数年、順調に増えているサワギキョウ。そろそろ盛りのようです。
  
我々が始める前からあったので、自生だと思います。
  
ツリフネソウが、今年も咲き始めました。増えすぎを警戒しなくてはならないような勢いです。
  
四季庵のヤマジノホトトギスが、今年も元気です。でも、それ以外になかなか広がりません。
  
周辺でも一杯見かけるツリガネニンジン。しかし暑すぎるのか、綺麗な花が殆ど咲きません。
  
やっと定着した感のあるシラタマホシクサ。
  
一回り小さなイトイヌノヒゲ。草刈りを遠慮したので、ヒヨドリバナも順調です。
  
オクモミジハグマとヤブツルアズキも咲き始めました。
  
コナギも、今度こそ本番でしょうか。
  
ガガイモも、そろそろ盛りのようです。
  
今年は少なかったホザキノミミカキグサ。キンミズヒキも目立ちます。
  
キツネノマゴとアレチヌスビトハギも、急激に増えてきました。


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