野草の森から2014(7)

9月19日 少しずつ

明日は草刈りと総会の日です。天気もまずまずらしいので、前日から訪れます。


里ではツルボが満開です。こんなに沢山咲くと壮観です。
  
僅かに残った水田では、黄金色の稲が収穫を待っています。
  
イワショウブは、今年は寂しい限りです。
  
今年も咲き始めたクルマバハグマ。
  
シラヒゲソウも、賑やかになってきました。
  
ツルリンドウ復活。今年もヒメジソの季節到来です。
  
ミゾソバも開花直前です。ヤマハッカも咲き始めました。
  
だいぶ賑やかになってきたユウガギク。ツリガネニンジンのアルビノ発見。

秋の虫の鳴き声が、昼間も夜も響いてきます。でも、昆虫の姿を見つけるのは、意外に大変です。

  
リリリと涼しげに啼くツヅレサセコオロギ。翔のないバッタの幼虫。

秋はゆっくりと深まっていきます。


9月13日 秋の入り口

朝夕はめっきり涼しくなり、敷き毛布が心地よい季節になりました。湿地の季節はほぼ終わり、秋の前段階の花たちの姿が目立ってきました。


梅雨明け後の草刈りをサボってきたせいか、ヒヨドリバナに続いて、アキノノゲシの姿も目立ちます。
  
青空と白い雲に、目立たない花が映えます。
  
アカバナも大きな株が目立ちます。
  
アケボノソウも、やっと根付いてきたのでしょうか? まだまだ?マークは取れません。
  
遅れていたシラヒゲソウも、咲き始めてきました。
  
もともとお盆前後に咲いていたナツエビネですが、虫の害を受けて仕切り直しを続けてきました。
  
アイナエも、そろそろ本番のようです。
  
シラタマホシクサの花も大きくなってきました。満開でしょうか?
  
スズメノトウガラシ・ナンテンハギ。常連組も無事に登場です。
  
サワギキョウも増え、リョウノウアザミも咲き始めました。
  
モンシロチョウよりも、成虫で越冬するキチョウの姿が目立ってきました。長い間楽しませてくれたハッチョウトンボも、そろそろ終わりです。先週からメスを観ません。


9月2日 秋の気配

地球温暖化に伴う異常気象がもの凄い勢いで目立ってきています。今年の夏は最低の夏になりました。猛暑の一方で、台風が二つも訪れ、それほど顕著でもない気象に見える時でも、記録的な豪雨や土砂災害が立て続けに発生しました。今のところ我が行動エリアでは、大災害は発生していませんが、8月の晴れの時間は通常の半分程で、気象も極度に局地化しているので、なんとなく安心して出かける気持ちも湧いてきません。片道2時間足らずのビオトープに出かけるのも、自ずと気持ちが鈍ってしまいます。
やっと二日続けてお日様マークが見える天気予報を信じて、出かけてみました。


シラタマホシクサは、ずいぶん目立ってきました。シラタマホシクサに関する限り、今年は順調です。でも来年以降も安心できるかというと、そうは言えないというのが自然です。
  
今年は草刈りも行っていないということが影響したのかどうか、ヒヨドリバナの姿が目立ちます。
  
やっと少しばかり綺麗なツリガネニンジンの姿が見られるようになりました。
  
サワギキョウの季節になりましたが、徐々に日照が悪くなっているせいか、もうひとつ勢いがないように感じます。でも、周辺は大木ばかりなので、私には手出しが出来そうもありません。
  
ツリフネソウも一時の勢いはありません。
  
ヤマジノホトトギスも、元気なのは一株だけです。
  
アカバナ・アキノノゲシ、常連組が咲き始めました。
  
ヤブヅルアズキやワレモコウも秋を感じているようです。


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