南花沢のハナノキ 国指定天然記念物  
由緒については、古来いろいろ伝えられているが、その昔、
聖徳太子が百済寺建立に際し、『仏法が末永く隆盛していくなら、この木も生長していくであろう』と言って、
自ら供御の箸を、南・北花沢に各々一本宛てさされたところ、お誓いの通り繁茂した、という信仰から尊びおそれられ、また病気平癒、安産の神として広く尊崇されている。
カエデ科に属し、三月彼岸の頃、葉よりも先に梅の花に似た深紅色の花をつけるところから「花の木」と呼ばれ、奇木名木として植物学者の研究対象となっている。
雌雄異株の老大木のため最近美濃より雌苗木を補植、、保存に努めている。 大正十年三月三日、天然記念物として国から指定されている。 東近江市
 しが南花沢のハナノキ
国指定天然記念樹
みなみはなざわ
  所在地 滋賀県東近江市南花沢546 八幡神社  
 交通機関 近江鉄道本線・八日市駅 車20分 
 駐車場 あり
 Link                  2018.3.28 
主幹は倒壊 ご神木として保存されている。
南花沢のハナノキ