諏訪神社のスギ 

白鷹町指定天然記念樹

 すわ
 所在地   山形県西置賜郡白鷹町浅立 
交通機関 フラワー長井線・蚕桑駅 5km 車10分
駐車場 なし 隣の浅立町民会館広場を利用  
 
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2019.5.01

    諏訪神社境内木
 諏訪神社境内木は、岩ノ入より現在の地に遷座、諏訪の宮を建立したときに植樹されたものと考えられる。
 杉の大樹は、慶長以来の長い年月、鎮守の森として氏子の心のよりどころとなって、
 諏訪の宮の尊厳を維持してきた神木である。
                町指定天然記念物
   諏訪神社本殿・拝殿  (町指定文化財)
 慶長十七年(1612)諏訪堰の開削という大事業を成し遂げた
沼沢伊勢は、諏訪の神に感謝する意味で社殿を建立、
 この地に諏訪の神を祭った。  幾度か改修を行っているが宝暦十二年(1762)の木造で一間社、流し造りの本殿は、
 妻部などに見事な彫刻を配し、また文久二年(1862)再建の拝殿は木造入母屋造りで重厚な茅屋根をもち、
 徳に素晴らしい建造物である。                            白鷹町教育委員会
     夫婦獅子縁起
 この獅子は夫婦獅子という。夫婦とは家族の原点であり、ここから人々の絆が生まれ広がっていく。
 そんな思い込めて彫り上げたものである。良縁成就夫婦円満を基に厄災消除その種々の祈願を込め、
 諏訪大明神の大いなる信仰とともに世の全ての善男善女を守り夫婦獅子として末永く敬慕し奉らんことを希い
 大いなる御慈悲を賜りますようお祈り申し上げる。

     諏訪神社の獅子舞
 浅立・諏訪神社には、大蛇に対する信仰と伝説がある。古い歴史を持つ獅子舞の原型もそこから起こったものと思われる。
 通称「蛇頭の舞」と呼ばれるこの舞方は、大蛇が大地を這う有様で、蛇の動きや習性をまねたものである。
 時には静粛に、時には荒々しく縦横に蛇行する姿は、まさに雄大な大蛇の生きた形相であり凄まじい気迫と迫力に満ちている。
           町指定無形文化財                           白鷹町教育委員会