| ちば高照寺の乳公孫樹 |
| 所在地 千葉県勝浦市勝浦49 高照寺 交通機関 JR外房線 勝浦駅 徒歩15分 高照寺 駐車場 あり Link 2011.08.26 |
2011.08.26
| 高照寺ノ乳公孫樹 (ちちいちょう) 千葉県指定天然記念物 昭和10年3月26日指定 本樹は高照寺東側境内の墓地にあって、大きな乳柱が多数発生しているため乳イチョウと称されている。百年ほど前の火災で主幹の上部が枯れ、樹高は10メートル余に過ぎないが、 樹冠が広がり墓石群の一部を覆っている。主幹西南側から大きな横枝が出て、その下端に乳柱が数多く発生し、東北側にも多くの乳柱が垂れ下がり、数本は地中に伸びてまるで根のように見えるものもある。 この樹には百以上の乳柱があるといわれ、大きなものは周囲が約2m近くもある。根回りは10メートルあり、樹齢は不明だが昭和初期ここを訪れた牧野富太郎博士は、千年を越えると推定された。 樹形は海風の影響もあり、本堂から見ると西から東へなびいたきれいな旗型をしていたが、次第に横枝が傾斜し、荷重のため主幹に裂け目を生じてきた。 横枝の傾斜が墓石にのしかかるようになったので、近年支柱を設置し、さらに東側の枝を伐採して、荷重を減らす処置を施した。 本樹にまつわる寺伝では『千余年の昔 一聖僧この地で法華経読誦により里人の乳不足で悩める婦人を治し、乳飲み子の成長を容易にしたという。 僧の死後、里人徳を偲び墓上にイチョウを一樹を植えたところ、成長するに応じて乳柱を生じて、乳汁不足のものは来たり詣でこれを治すに効能顕著なり』とある。 平成22年2月 千葉県教育委員会 |