30三浦半島50大蔵寺のタチバナ |
所在地 横須賀市平作5−13−1 地図を表示 交通機関 JR線・衣笠駅 徒歩30分 駐車場 あり |
常緑広葉樹。京都御所から譲り受けたタチバナの実から育てた木で香りがよい。 樹高7.0m 幹周り1.22m。 あたらしく横須賀インター入り口から134号線に抜ける道路ができた。おかげで大蔵寺へのアクセスは楽になった。 |
明登山大蔵寺縁記(みょうとうさんだいぞうじ) 当山は天文21年(1552)3月、妙応院日善 現在地の南字、明登山{みょうとやま}の麓に小庵を建て立正安国の法華経弘道の道場とされた。 その後永禄2年(1559)10月、第三世智教院日昌 堂宇{どうう}を栄地谷{えいじやと}(現在地)に建立し山号を明登山、寺号を大蔵寺と命名し今日にいたる。 山内勧請の稲荷尊は宝暦4年(1754年)第十世日性 霊感により妙王自在天を山内鎮護と村内守護の厄除け稲荷尊として小庵を建て勧請する。 文化元年(1804年)郷土力士岩男波{いわおなみ}(浦賀は荒巻の住人本名浅葉磯吉)が関西相撲との一戦を目指し日夜稽古に励んでいたが悪病に罹り 力も落ちてしまった。村人も心配して大蔵寺のお稲荷さんにお願いいたらと勧められ、三七,二十一日お籠もりして祈願したところ満願の日に元の身体に戻り 関西相撲に勝つことが出来た。 岩男波は心願成就の報恩のため京に上り伏見稲荷に参拝し、正一位の神位を受け(文化元年七月)三浦に持ち帰り大蔵寺に奉納しました。 その神位宣下の中に瘡守{かさもり}の二字があり 以来正一位瘡守稲荷妙王自在天{かさもりいなりみょうおうじざいてん}として不思議な御利益がある お稲荷さんとして横須賀をはじめ全国に尊信を集め、当病平癒、家内安全、商売繁盛、交通安全等々の祈願に参拝者が絶えない。 「案内板より」 |