熊本 阿弥陀スギ
国指定天然記念樹
あみだ
  所在地 熊本県阿蘇郡小国町黒渕
 交通機関 JR久大本線 天ヶ瀬駅 車40分 
 駐車場 あり 
 
Link                 2024.11.06 
傾いてしまって無残である。頑張れ- 応援するばかり 古木、巨木の観賞旅してきてパワーをもらえる瞬間である。
  阿弥陀スギ   国指定天然記念物          昭和九年十二月二八日指定
 熊本県を代表するこの大杉は、幹の中から十数本の大枝が立ち、その枝から無数の小枝に分かれており、その偉大な姿は、大きな卵形となり他の杉の常形と異なり壮観である。
その形が阿弥陀仏に似ているところから阿弥陀杉と呼ばれるようになったといわれております。また、この木の近くに阿弥陀仏が祀られていたからとも伝えられています。
幹囲は12.6m 幹高は38m 枝張りは37.5m 推定樹齢1300年にも及ぶ県内で細大のスギである。明治35年(1902年)この木が人手にわたり伐採されようとしたとき、当時の北小国村、南小国村の人々が義援金を募って買い戻し、共有の宝として後世に伝えることにしたことは、天然記念物の保存に関する美談として全国に知られました。
写真のように雄大で見事であったこのスギも平成11年(1999年)9月24日の台風18号によって大きな被害を受けて約三分の二が倒木してしまい現在の姿になってしまいました。
現在は小国町の所有となっており、町民のシンボルとして地元の方々とともに懸命に養生をして大切に保護されています。  小国町教育委員会