丸興山庫蔵寺の由来 庫蔵寺は天長二年(825)弘法大師が金剛證寺の奥の院として虚空蔵菩薩を安置し国土鎮護のために虚空蔵求聞持法を修めたと、いわれる寺である。 その後、貞治年間(1322)雲海上人よって中興開山され、天正年間には織田水軍将九鬼嘉隆が鳥羽城築城の地鎮と安全の祈願を命じた古刹である。 本堂は永禄四年(1561)建立、こけら葺きで内部は唐様、中央には極彩色の彫刻がはめられていて、室町時代の特色を如実に物語っている。 建立以来、幾度か修復が行われたが、平成六年十一月に平成の大修復が完了した。 同じく、国指定重要文化財に指定されている鎮守堂は慶長十年(1605)建立で、同本堂の裏上に祭られている。 鳥羽市教育委員会 |
庫蔵寺のコツブガヤ 国指定天然記念物 鳥羽市河内町539 このコツブガヤは樹高約二十五米、胸髙周囲は四。一五米、推定樹齢約四〇〇年の巨樹であることのみでなく、種類学上より普通種であるイチイ科のカヤの一変種で、 全国的にも極くまれにみる物である。 一見、普通のカヤと相違ないが、その名の通り果実種子が小粒である。普通のカヤの種子の長さは平均2.5糎くらいだあるが、 このコツブガヤは1.5糎以下で球形に近い形をしている。現在日本でコツブガヤの生育が確記されているのは宮城県に一本と、このコツブガヤである。 鳥羽市教育委員会 |
三重丸興山庫蔵寺のコツブカヤ |
所在地 三重県鳥羽市河内町 交通機関 近鉄志摩線・船津駅 車25分 金剛證寺大霊園から山道あり 駐車場 寺内 住職外出時は途中で綱。Uターン大変 Link 2018.3.27 |
住職は留守 Dejiを撮っていると帰ってきた住職は愛想がよく沢山説明をうけ、物入りとなった。 |
丸興山庫蔵寺のコツブガヤ |