ながさきおがたまの木
国指定天然記念樹
  所在地 長崎県諫早市小長井町川内
 交通機関 JR長崎本線・長里駅 車10分 
 駐車場 あり 
 
Link                 2024.06.05 
到着には苦労したがびっくりするほどの自由さ!おおらかさ
オガタマノキ
  小長井のオガタマノキ   国指定天然記念物  
オガタマノキ(小賀玉木・黄芯樹)は、モクレン科の常緑高木で、本州の房総半島(千葉県)以西から四国・九州及び沖縄地方に自生している暖地性の樹木です。小長井のオガタマノキは、樹高20m・幹周り9.1mを誇り、樹齢は千年以上と考えられ、オガタマノキでは日本一の巨木と言われています。葉は互生して、長さ5~12cm、幅2~4cmの楕円形で先端がやや細くなっています。�厚い角質で、表面は濃い緑色で光沢があります。
早春(2月下旬~3月上旬ごろ)になると、直径3cmほどの黄白色で中央がやや赤みを帯びたガクと、花びらが6枚ずつの花を咲かせ、わずかに
香りを放ちます。AKIには、ごちごつとした形の殻をもった果実が球果状に結実し、果実のさけた部分からは赤い種子がのぞきます。
『オガタマ』という名前は、招霊(おぎたま)の言葉が変化したもので、神を招くという縁起のいい言い伝えがあります。また、材質が緻密で美しい木肌であるため、建築材や家具材として重宝されてきました。この木も、建築材として過去に何回か切られたようですが、切り口から伸びた枝が四方に広がって、いまの親しみのある雄大な姿を見せています。
  (巨木の右側にある説明板には、指定当時の説明文をそのまま表記しています。)     諫早市教育委員会   平成24年3月