青森法量のイチョウ 
 
国指定天然記念樹
ほうりょう
 所在地  青森県十和田市法量銀杏木 
交通機関  JR・東北新幹線 七戸十和田駅 車40分
駐車場 あり
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2022.11.08
   国指定天然記念物  法量のイチョウ              大正十五年指定     所在地 十和田市大字法量字銀杏木十六番二
イチョウは中国大陸が原産。日本に渡来した時期は不明だが、僧侶らによって持ち込まれたとの説がある。法量のイチョウは、いつ、誰によってもたらされたのかは不明である。
地元の集落に、「この地に昔、
善正寺があり、南祖坊がそこで生まれ、その時に植えられた。」という伝説があったという。(「十和田村史」)
また、枝や幹から通常気根といわれる乳房状の突起が多くたれており、「乳イチョウ」として母乳の出ない女性たちの信仰を集めていたようである。
このイチョウは、大正十五年十月に、当時の内務省が全国から5本のイチョウを選び初めて国の天然記念物に指定したときの1本である。同時に指定を受けたイチョウは、
宮城県の「苦竹のイチョウ」、東京都の「善福寺のイチョウ」、富山県の「上日寺のイチョウ」、佐賀県の「有田のイチョウ」である。   十和田市教育委員会