福岡 本庄の大クス
国指定天然記念樹
ほんじょう
  所在地 福岡県築上郡築上町大字本庄 下本庄大楠神社
 交通機関 JR日豊本線 築城駅 車15分 
 駐車場 あり 
 
Link                 2024.11.05 
国指定を表す掲示板なし。寂れた感じの神社 修理のトタン板がヤニ目立った。
 本庄の大クス   国指定天然記念物  
                         指定年月日 大正11年3月8日
                         指定名称 本庄の楠(クス)
                         所在地 福岡県築上郡築上町大字本庄1641番1 大楠神社
                         樹種 クスノキ(種・樟 クスノキ科の常緑広葉樹)
                         幹周囲 20.78m (1996年に地上高1.2mを計測)        


平成13年の環境省の調査では、全国第1位の巨樹は鹿児島県備生町「備生の大クス」、第2位は静岡県熱海市「来宮神社の大クス」、第3位は青森県深浦町「北金ヶ沢のイチョウ」 、第4位が築上町「本庄のクス」、と佐賀県武雄市「川古の大クス」とされる。

 「大楠宮小樟宮社記」(元禄十二年・1699)によれば、景行天皇が九州平定のため、京都郡龍所ヶ谷に行宮を造営するときに、南一里のこの地に植えたと伝えられることから、樹齢1900年余りとされる。古くから木心部は空洞となっていたが、明治24年(1911)この中で火災が起こり、主幹を大きく焼失した。
しかし奇跡的に第1枝からよみがえり、いまの姿になるまで成長した。クスには独特な芳香があり、古くからの防虫剤の樟脳はクスから得られる成分を用いた。
クスは5月頃に新芽を吹くとともに古い葉は赤く染まり落葉する。やがてクリーム色の小さな花が咲き、緑色の実を結ぶ。秋になると果実は黒紫色に熟す。

 宇佐神宮御柚始祭と本庄の大楠
宇佐八幡宮の神臺は、元慶4年(881)、太政官符によって三十七年に、二度の式年遷宮(建て替え)が決まり、一之殿(祭神・応神天皇)の用材を切り出す楠山に築上郡伝法寺が選ばれ、造営閉槍の澱には御柚始祭が大楠の下で行われた。(二之殿は豊箭市川底白山神社、三之殿は中津市白木顕立八幡神社)
祭典では手?始の儀や奏楽に合わせ蘭稜王の舞楽が行われた。
 現在の宇佐神宮神殿は安政年間に建てられ、以後遷宮はせず十年ごとに修繕を行っている。