ぐんま永明寺のキンモクセイ
国指定天然記念樹
えいめいじ
 所在地 群馬県邑楽郡邑楽町 永明寺
 交通機関 東武小泉線・ 本中野駅 徒歩12分
 駐車場 あり
 Link               2012.8.16  
  永明寺のキンモクセイ  国指定天然記念物 所在地 邑楽郡邑楽町大字中野2933番地  文化庁、群馬県教育委員会、邑楽町教育委員会
このキンモクセイは、昭和十二年六月十五日に国の天然記念物に指定されたものである。元弘元年(1331)、永明寺の
開基夢窓国師が植えたものであると
いいつたえられており、七百年近い樹齢を経た希少な老樹である。 指定当時は、樹高16m、幹周り3.3m、枝張りが東西18m、南北14m、
幹は地上13mから3分岐した傘状の巨樹であり、秋には黄赤色の花を枝一面につけ、その芳香は村中に届くと評された銘木であった。 
ところが、昭和四十一年の台風26号により、往時の姿は一瞬にして失われた。主幹は地上5mで折れて倒伏し、根は大きな土山と化して地上に盛り上がった。
寺では急遽 町教育委員会などと連絡を取り、文化財保護事業として対策がとられた。数年後、大きな幹を支えていた根から小さな芽が数本出てきた。
残念ながら主幹は回復しなかったものの芽生えた小さな芽は日ごと目に見えて生長した。その後も順調に成長を続け、現在では樹高も5mに達し、秋には花をつけ、
樹勢も旺盛になってきた。七百年の歴史の重みに堪え、鎌倉・室町時代という中世の邑楽町を物語る貴重な文化財である。