Hyogo建屋のヒダリマキカヤ favicon6.ico
国指定天然記念樹 
たきのや
  所在地  兵庫県養父市能座386 
 交通機関 JR播但線新井駅 車17分
 駐車場 あり 
 Link                 2023.10.24
 
 地元の名樹として大切にされ、のびのびと育っている。
 周りに障害物なく、すっぽりDejiがとれるのはまれといえる。
  国指定天然記念物  建屋のヒダリマキガヤ
     指定年月日 昭和26年6月9日
     所在地    養父群養父町能座548番地
     所有者    北垣正江
     種 類    イチイ科・カヤ属 
     樹 齢    推定700年以上
     幹周囲   7.35m
     樹 高    約26m
ヒダリマキガヤとしては全国最大で、枝は四方に広がり、東西約24b、南北約24bにわたっています。
ヒダリマキガヤの名前の由来は、実の外殻と内殻に左巻きの模様がついていることによるものです。
この地は、幕末の正野挙兵に参加し、のち京都知事として琵琶湖疎水を完成させた北垣国道の旧邸跡で、
地元では『かやのきさん』として親しまれています。          養父町教育委員会
   国指定天然記念物  建屋のヒダリマキガヤ                指定年月日 昭和二十六年六月九日   兵庫県養父市能座五四八番地
                                                            
 樹高は約26m、幹回りは約7,3m、 地上から3.7mの位置で幹が2本に分岐しています。種子に左巻きの螺旋模様があることからヒダリマキガヤと呼びます。
推定樹齢は約800年と言われ、幹周りは全国で第8位、西日本で最大のカヤの木です。また、ヒダリマキガヤに限定すると全国一の巨木です。
枯れ枝が増加して葉の密度が減少するなど樹勢が衰えたことから、平成19年度から3年をかけて樹勢回復事業を実施しました。地面を掘削して調査すると、
幹の北側から西側にかけては幹から6mまでの範囲しか根が生きていない状態でした。表土の真砂土が固まり、根の生育環境が悪化していたため、
土を柔らかくする土壌改良を行いました。また、カヤは水を好むため、地表面の水が根の周囲にあつまるように地形に傾斜をつけて木製の水路を整備しました。
さらに、土壌の効果を防ぐために枝張りの範囲にひとがはいらないように柵を設置しました。
この木を能座では親しみを込めて「カヤノキさん」と呼びます。この場所は北垣国道の生家跡です。この木の山側(西側)に母屋がありました。
北側国道は、第三代京都府知事として琵琶湖疎水を建設し、さらに北海道庁長官として鉄道の敷設や小樽港の開発などに尽力し、後に男爵を授けられました。
樹勢回復事業は所有者の北垣家が事業主となり、兵庫県樹木医師会の協力を得て、兵庫みどり公社が実施しました。また、事業の完成を記念して、
寄贈を受けた土地に駐車場を整備しました。樹木の管理は能座のかやの木保存会が取り組んでいます。
                                                          養父市教育委員会
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