
| しずおか三嶋大社のキンモクセイ |
| 所在地 静岡県三島市大宮町二丁目1番5号 交通機関 JR三島駅 徒歩 20分 駐車場 あり Link |
| 三嶋大社のキンモクセイ 国指定天然記念物 この樹木はウスギモクセイの雄木として、日本有数のもので、大社の神木として大切にされている。 樹齢は1200年を数えると伝えられ、訪れる参拝者の目を引いている。 根回り約3b、、高さ地上約1bのところで二大枝幹に分かれている。枝の展開は円形であり、 その先は地面に届くほど垂れている。九月上旬から中旬にかけて一度開花し、九月下旬から十月にかけて 再び開花する。 淡黄色で可憐な花をつけ、甘い芳香を発するが、その香りは神社付近はもちろん、 遠方にまで及び、時には二里(約八q)先まで届いたと伝えられている。 平成九年十一月 三島市教育委員会 |




| 天然記念物 三嶋大社の金木犀 樹高 約十b 目通り周囲 約四b 枝條 約二百五十平方b 昭和九年五月一日文部省告示第一八一号により文部大臣から国の天然記念物の指定を受けた 学名を薄黄木犀という。 九月上旬より中旬にかけ黄金色の花を全枝つけ再び九月下旬より十月上旬にかけて満開となる珍しい老木で、樹齢およそ1200年 幾百星霜干魃や霖雨に耐えまたは風雪に侵されるも 樹勢旺盛にして葉の光沢も美しく新緑に輝き まことに神々しい御神木で 日本一のキンモクセイである。開花時には馥郁たる芳香を放ち風向きによっては十キロbに及ぶという。 注意・・ |
| 三嶋大社本殿・拝殿・舞殿・神門 (国・市指定建造物) 三嶋大社の創建は明らかではないが、鎌倉時代(1192〜1333)初期には関東総鎮守として源 頼朝や多くの武将の尊崇を受けた名社である。 一遍聖絵(いっぺんひじりえ)の社頭と現在のそれとではかなり異なり、焼失記録を見ると、文永五年(1268)と永仁四年(1296)に焼け、 また延享元年(1744)と安政元年(1854)の地震で倒壊している。 いまの社殿は万延元年(1860)から明治二年(1869)にかけて再建されたものである。 本殿は流れ造(ながれづくり)【棟より前方の屋根が、後方の屋根よりも長く反っている建築様式】の切妻屋根【本を半ば開いて伏せたような形の屋根】、 棟には千木・鰹木(ちぎ・かつおぎ)をつけている。拝殿は入母屋造り【上部を切妻屋根とし、下部が四隅に棟をおろしている屋根を持った建築様式】で、 前面には三間の向拝(こうはい)をつけ、正面に千鳥破風(ちどりはふ)と軒唐破風(のきからはふ)がつく。 両殿の間には軒下に納まるように相の間がつくられている。この建築の様式は権現造(ごんげんづくり)といわれる。 全国的にみて拝殿の大きな神社は数多いが、本殿の大きさは出雲大社とともに国内最大であり、 高さ23m、鬼瓦の高さ4mという豪壮なものである。彫刻は伊豆国名工 小沢希道(おざわきどう)、駿河国名工 後藤芳治郎(ごとうよしじろう)が それぞれ門人とともに技を競い合って完成した傑作である。 平成十六年三月 三島市教育委員会 |
| 神社の御神木の情けない姿にがっかり。高尚な板書・・手入れが悪かったってことか・・ 門前・参拝路の脇にある池のまわりは豊かなみどり・大きなクスを見つけた。 |

