Tokushima乳保神社のイチョウ favicon6.ico
国指定天然記念樹 
にゅうぼじんじゃ
 所在地  徳島県板野郡上板町瀬部763
交通機関 JR徳島線・牛島駅 徒歩56分
駐車場 なし 入り口付近は広くなっている。
Link            2013.10.16
 上板町役場を目指してゆき、そこでナビ地図内に乳保神社を発見。幹すれすれに網が張ってありDejiは撮りにくい。
 貧弱! 一度消失し、ひこばえが現在の形になったと思われる。樹齢900年?といい、国指定天然記念物として『?』である。
   乳保神社のイチョウ
此のイチョウは、古くから阿波国の巨樹として知られしも、寛政年間落雷のため主幹の上部を折損し復た明治5年、民家より火を発し類焼して昔の姿なきに至れるも、
雄株で高さ約30b根回り11.98b、その上は瘤状の突起多く、東南側に地上25bのところより出た周囲3.89bの太き枝がある。
主幹は地上3.85bのところで周囲9.6bあり、地上4bの所から四本に岐れ東北に出づる枝二本の中の一本はその主幹なるも、落雷のため枯死し、太き枯れ幹の一部を存し、
一本は焼けて半面木炭化し、尚生存する現在の主幹は地上約6bの所で二本に岐れ、共に焼けて一部分炭化し居るも尚生存なし、南側の一本は地上約7bの所で岐れて立ち、
亦西側には根より不定芽の生育した目通り周囲2.45bの新幹あり。尚、北及南側に同様三本の新幹いづ。
本樹は樹齢九百年以上を経たるものと推定せられ希に見るイチョウの老大木として学術上貴重なる資料なり。その故を以て昭和十九年天然記念物として指定せらる。
伝うるに、イチョウの近くに慈眼院なる小寺あり。今より四百年前、土佐の
長曽我部氏が松永弾正久秀を攻めて此の地に来り、当地にあった法道寺を焼き払いその末寺慈眼院も亦
厄に遭わんとしたが、此のイチョウから水を吐いて消失を防ぎ、慈眼院に安置せる観音像は此のイチョウに宿りて難を遁れたりと謂う。亦俗に乳イチョウと言い、乳なき婦人が幹より
垂れ下がる乳を人知れず紙で結べば必ず乳を授かるとの信仰があって古来より此のイチョウを御神霊と仰ぎ授乳の神と信じ尚今に至るも数多くの結び紙を見る。
                                                      昭和三十四年三月              石碑より
乳保神社のイチョウ