Tokyo 善福寺のイチョウ |
福沢諭吉の墓あり さすが東京ど真ん中 うしろに高層マンションが |
国指定天然記念物・善福寺のイチョウ 所在地 港区元麻布T丁目六番二一号麻布山善福寺境内 イチョウ(銀杏・公孫樹)は、イチョウ科の落葉高木で、雌雄異株で神社や寺院の境内樹・公園樹・庭園樹・街路樹として広く植栽されている。 四月に開花し、十月には種子(イチョウの実)は成熟して独特の臭気を放ち黄葉する。 この木は雄株で、幹の上部がすでに損なわれているが、幹周り10,4mあり、都内のイチョウの中で最大の巨樹である。樹齢は七五〇年以上と推定される。 善福寺は、昭和二〇年の東京大空襲によって本堂が全焼した際、このイチョウの木にもかなり被害があったが、いまなお往時の偉観をうかがうことができる。 根がせり上がって、枝先が下に伸びているところから「逆さイチョウ」ともいわれ、また親鸞聖人が地に差した杖から成長したとの伝説から、「杖イチョウ」の別名もある。 指定 大正一五年一〇月二〇日 東京都教育委員会 「案内板より」 |