オイラの原点ヒメマスで原点に帰る
7月16・17日 十和田湖 気温28℃
 最近、かなり忙しくなって川に入れなーい!と嘆いていたらもう7月。7月といえば11日〜20日までの十和田湖の特別解禁の日。オイラが渓流にハマるきっかけになったヒメマス釣り(Profile参照)ができる(^^♪これは行かねば!今回はMIYAさんも同行していざ十和田湖へ〜!!
 出発前日にBIAさんからの書き込みでこの時期の情報をもらい(ありがとうございます)奥入瀬を抜けて十和田湖へ到着。時間は昼を少し過ぎたくらい。今日は小疊石を狙ってみよう。思ったとおり餌師の先客があり場所を空いてる探すのに一苦労。途中、気のよさそうな餌師のおっちゃんに声をかけてみたが今年は水が多く水温も低くあまり活性が上がっておらず釣れてないらしい。どうやら、ヒメマスは沖の深場の底についているらしい。餌師のおっちゃんも今日はまだ1匹止まり。船釣りも魚探には写るが釣れないらしい…あまりよろしくない状況(-_-;)とりあえず、竿を振って見なきゃ釣れるもんも釣れないということでおっちゃんの隣を借りて初日スタート!!底についてる言うことで棚を深めにするため重めの5gと7gのスプーンを使うが反応無し。あっちこっちと投げてるうちにコンコンとあたりが出てきた。なんだろ〜??何かが突っ突いてくる。そのまま食らうことなくスプーンは戻ってきたがそのすぐ後ろに小さな魚影が!なんだこりゃ?変な魚が追いかけてくるーほんの足元まで追いかけてきたのでよく観察したがなんだかわかんなかった。日も傾き始めて夕マズメの頃合。竿を持つ手にも力が入る。が、一向に釣れる気配が無い。依然とコンコンと正体不明の魚が追ってくるが本命のヒメマスはまだ、姿を見せず。日がかなり傾き辺りが少し暗くなってきた。そろそろ、切り上げ時かなということで第1日目は終了。
 今回も昨年同様に車内泊の低予算で来たのだが今回は色々とゴージャスになっているのだー!まずは、温泉に入った。十和田湖に温泉があるなんて知らなかった。しかも、この時期はお祭りだったのだー温泉のある休屋はお祭りのお客さんで一杯。そんな中を車を走らせていると日帰り入浴の看板を発見し早速フロントへ。入浴料は二人で600円一人300円だー安ーい\(^o^)/露天フロもあり長く浸かっていたいのだが夏場の温泉はやっぱり熱い!明日の打ち合わせをしながら30分程で出てきた。明日は、昨年の秋に実績のあるサルハナへ行くことになった。となれば、昨年と同じ生出キャンプ場に泊まって明日に備えることに。キャンプ場は去年の秋はガラガラだったのに今は超満員!なんとか駐車場の空きを見つけ、晩御飯。が、またまたここでゴージャスなことが。夕食はMIYAさんがカセットコンロを持ってきてくれたので駐車場で焼肉となりました。豪華だー\(^o^)/しかも、テーブルにイス付きで。ビール片手に焼肉を突っ突いているとここで思わぬ出来事が。ちょうど対岸が休屋でそこで花火大会が始まったのだ。わぁー外で焼肉食ってビール飲んで花火も見れて最高だー\(^o^)/9時に花火も終わりほろ酔い気分でいい感じ。明日は4時起で打ち合わせをして就寝zzzzz・・・
 第2日目
 予定通り4時に起床。洗面を済ませ朝食。三度ゴージャス到来。カセットコンロが再び登場してフライパンでベーコンエッグを作る。隣に食パンを置きトースト。お湯を沸かしコーヒーまで作る。素晴らし過ぎる!(^^)!こんなゴージャスな釣行初めてだー!さすがMIYAさん!最高\(^o^)/そんな素晴らしい朝を迎え今日こそはヒメマスを上げようと意気揚々とサルハナへ。が、すでに3人の先客が。挨拶がてらに釣果を伺ってみるとまだ釣れてないらしい。すぐ沖には手漕ぎボートが。朝マズメを期待して早速始める。昨日同様にコンコンとあたりが。で、案の定、正体不明の魚が足元まで追ってくる。ふと、足元を見ると正体不明の魚が一杯いるじゃないか。ハゼのように石に張り付いているようだ。しかも逃げる気配が無い。なんだこいつらは?と思いながら竿を振り続ける。沖の手漕ぎボートからは鈴の音色が・・・釣れているんだなぁー沖のボートをには、次々と銀色の魚体が上がっていく。一方のおかっぱりは一向に釣れない。となりでやっていたルアーマンが手竿を取り出して餌つりに変更。早速反応が、釣れた。あっ、さっきから追ってきてた奴だ。「カジカ釣れたー」はぁーん正体不明の魚体はカジカというらしい。1つ疑問解決。で、本命のヒメマスは釣れず。9時を回り日差しが高く強くなってきた。気づけば周りにいた船たちは全部消えてしまった。お昼近くまでオイラ達はがんばっていたがさっぱりダメー…時折、瀕死の状態のワカサギをすくって遊んでたり。そんな、ワカサギも多くいるのにまったくライズも起きない。どうなっているんだ十和田湖!!んで、お昼を食べに休屋へ。午後は炎天下の竿を振るのが辛くなってきたので、昼寝を取って3時ごろから夕マズメをサルハナで狙うことに。そして、3時。サルハナに入る。車は止まってなく先客は無し。と油断したよー湖面に下りてみると子供の声とエンジンの音が。子供たちがジェットスキーをしてるよう。参った。これじゃー魚が寄り付かない。でも、まぁ着てしまったのでやってみることに。結果は20分で終了。MIYAさんはがんばってみたんですがオイラが子供たちの絶叫とエンジン音に切れてしまって…ふて腐れしまいした。まだ、時間があるので帰りがてらに大疊石に行ってみることに。ここに入るのはオイラも初めてで写真でしか見たこと無い。やはり昨日のおっちゃんが言っていいたとおり水が多い。大疊石が水没していた。あきらめ半分ここでも、やってもみるがやっぱりだめー…
 二人がっくりと肩を落として帰路につきました。日頃からエリアの感覚に慣れてしまって自然を厳しを再び認識させられる釣行でした。ある意味で再び原点に戻れた感じがしました。



水没した大疊石