青森・下北遠征(2日目)
7月31日
大畑川
水温 17℃
HITルアー
Ryu(AYU) DENSU(オレンジベリー)
2日目 
今日は大畑川に出撃 
でも、本流に入ろうか?源流に入ろうか?迷ってました 
んで、到着してみると源流に行ってみるか〜って感じで上流部に向かいました。 
が、やっぱりなにか魅かれるものがあったのかな??途中で引き返して本流に入りました 
これが、今日の運命の境目でした 

入渓して間のなく、ポンとアメマスが出てきました 


 
激渋なこの時期にアメマスが出てくれるとは最高のスタートです 
青森に出発する前の日に買ってきたITO.CRAFTの630LMに魂が入りました
 
写真を撮ってると「釣れたか〜??」って声が 
振り返ると釣り仲間で車に乗った畑中さんがいました 
オイラが「アメ釣れた〜」と言うと 
「なんぼの??」って畑中さんに聞かれて 
「40」って答えると 
「んだが〜」って言って車で去って行きました 


さらにちょっと上流へ移動すると釣り人の姿が 
なんか見たことある人でした。 
接近するとやっぱり知り合いっていうか釣り仲間の舟木さんでした。 

舟木さんはその場所に居座ってカラフトマスを狙ってました 
「オース!」ってかんじで声をかけてみると 
「やっときたな〜セイ(オイラの師匠)から月末に来るって聞いてたぞ」って 
情報が漏れてました 
まぁ〜いいんだけど 

そんで、舟木さんが 
「ほれ、そこさカラフトいるからやれっ」って場所を開けてくれました。 
日が昇るにつれてアユ師の姿が増えてきました。 
んで、舟木さんとその場所でカラフト狙っていると舟木さんが 
「今日、取材あるからこの場所を取っておかねげねぇ〜んだぁ〜」 
と「空けてしまえば、すぐアユ師がはいるからよ〜」って。 
だから、この場所を死守してたわけです 
てか、取材ってなんの取材だろう?? 

しばらくして舟木さんが 
「取材の様子を見てくる」って言って 
が、5分も経たないうちに帰ってきました 
「この場所だけは、確保しておいてな」とガリガリ君をくれました 
そしてまたで去っていきました 

日はどんどん上がりジリジリと太陽が照りつけてます 
カラフトマスは釣れますがメスしか口を使ってくれません 

昨日の失敗もあるので一応メスのも撮りました 





舟木さんはそのまま帰ってきません 
たぶん、暑いから帰ったんでしょう 
いつものことです 

一人でダラダラと釣りをしていると釣りをしてると後ろから人の気配を感じたので振り返ると朝の畑中さんでした 

どうやら、畑中さんは取材陣の案内役をしてたみたいです 

「取材のほうはうまくいってる?」と聞くと 
「上の方はあんまり数がいないから釣れね」と 
「んじゃ、ここでやればいい」とオイラ 
「おめ〜がいるからできねかったんだよ」 
「オイラは取材が来るからここの場所をアユ師から守るために舟木さんと死守してんたんだよ」 
「んでも、おめ〜がいるからできね〜」 
といつものようにやりあってました 

そんで、畑中さんにこの場所にいてもらって、オイラが取材陣の元に行って呼んでくることに 

ちょっとさきの上流にカメラを片手に持つ人と釣り竿を持つ人がいました。 
近づくにつれて竿を持った人のキャップに見覚えがあるような・・・ 
ベストを見たことがあるような気が・・・ 

確認もしないまま何気なく口から言葉が出てしまった 

「本波さーん、こっち空いたからこっちでやっていいっすよ〜」 

オイラの声で振り返った二人 

竿を持っていたのはやはり本波幸一さんでした 

「えっ?今やってたでしょ??悪いからいいよ〜」 
と本波さん 

やっぱりウワサ通りのいい人でした〜 

「いや〜オイラ2時間ぐらいやったけどメスしか反応なくて・・・」 

「今日は何本あげました??」 
と本波さんに聞かれて 
「メスが2本です」 
とオイラ 

「私もこっちで(上流側で)メス1本です」 
と本波さん 

「んで、こっちの下流の方が個体数も多いから、こっちでやってみてください」 
とオイラが進めると 
「んじゃ、せっかくだからやらせてもらうよ」 
と本波さん 

そんなことで、オイラが2時間粘って釣れなかったポイントに本波さんが入りました 

入ってすぐ本波さんの一言 
「逃げる」 

そうなんです。 
オイラの時からもカラフトの目の前を通すとヒラリとかわすように逃げるんです 

が、本波さんが始めてから5分もしないうちに・・・ 

ヒット 

完璧なフッキングを決めるとこっち側に振り返ってカメラマンに 
「いいよ」 
って感じで首を縦に振った 
その姿はすごーくかっこいい 

カメラマンも 
「まってました」 
ってかんじで一気にを撮りまくる 

完璧に口にくわえてます 

すげ〜オイラが2時間粘ったのにたった5分で・・・ 
オイラと比べるのが間違っているか・・・ 

そして、魚体を傷めないようにやさしく針を外して 
撮影 

プロのカメラマンの魚の撮影の仕方を見ました 
迫力のあるはこうして接近して何枚も何枚もシャッターを切ってました 

オイラは1・2枚撮って終了 
で、すべてボケ写真になっていることも・・・ 

デジカメだから枚数を気にせずバシャバシャ撮るようにします 

そして、本波さんが魚を持ったカットを撮っているときに脇からオイラも撮ってました 

そしたら、何も言ってないのにオイラのほうにも向いてポーズをとってくれました 
やっぱり本波さんはいい人だ〜 



無事にオスのカラフトが釣れたことで取材は終了 

その後、川岸で本波さん・畑中さん・カメラマン・遊魚券の確認でたまたまいた大畑漁協の人・オイラの5人で雑談してました。 

んで、漁協の人が 
「海の川もずいぶん放流しているんだけどが育たない」 
と言ってました 

すると、本波さんが 
「海を豊かにするには、栄養分を多く含んだ豊かな川が海に流れ込まなきゃならない。川が豊かになるには山が豊かにならなきゃならない」 
と言いました。 

確かに数年前から今現在でも大畑の山では伐採が行われている。 

そして、畑中さんが 
「んだ、その辺の石をひっくり返しても川虫1匹すら出てこない川がやせてしまってる。ほぼ毎日大畑に来てるのにさっぱり釣れね」 
と言いました。 

そして、本波さんが 
「宮城県の気仙沼漁協は山に植林をして海を復活させた」 

なんか、そんな話をテレビで見たことあるような・・・ 
んで、畑中さんが 
「なら、おめーらも(大畑漁協)も植林しろっ」 

申し訳なさそうに漁協の人が 
「予算がないです・・・」 

すると、本波さんが 
「北海道の茶路川(ちゃろがわ)を管轄する白糠漁協では鮭の調査という名目でサケ釣りをさせたらかなりの収益があった」 

オイラも 
「宮城の小泉川でサケ釣り参加したけど平日だっかけどかなりの人数が参加してた。日券で5000円だったけど、傷害保険や弁当にお茶、そして仮設トイレの設置などの経費を引いてもかなりの収益があるはず」 

「んだから、むつと合併する前に大畑の町長にサケ釣りやらせろってかけあったんだよ」 
と畑中さん 

結果として実現しなかったのだが・・・ 

そんな雑談っていうか漁協イジメをしてました 

カメラマンがそろそろ仙台に帰らなきゃならないということでお開きに 

いうの忘れてました 
取材は釣り雑誌「鱒の森」(釣り人社)でした 
ちなみに掲載はいつになるか未定です・・・ 

最後に本波さんにお願いしてを 
シャッターを押したのはプロのカメラマン 
でも、デジカメはオイラのコンパクトカメラ 
でも、ボケなくよく撮れてます 



ついでに、サインもお願いしちゃいました 


ネイビーのキャップにしたのが失敗でした全然見えない 

ついで、オイラの注文したマキリもよろしくねって言っちゃいました 

すると、本波さんが 
「どこで、注文したの?」 
って聞かれたので 
「オイラの地元の古川のチャリで10分のキング釣具店です」 
って答えたら 
「あぁ〜キングね〜帰ったらキング釣具店によろしく伝えておいてください」 
と。やっぱり本波さんはいい人だ〜 

オイラのマキリもちょっとは早く来るかな?? 

ってことで、2日目の釣りは終了となりました