2004.10.16(Sat.)
初秋の紅葉狩り 谷川岳・野反湖へ
インターネットで紅葉情報を見ていたところ、どうやら谷川岳山頂付近が見頃を迎えている様子。
見たい!!という欲望に絶えることができず、思い立って行くことにしました。
せっかく群馬入りするので(群馬も広いのにねぇ・・・)、行きたくてたまらなかった野反湖へも足を伸ばすことに。
移動距離がちょっとツライ日帰り旅行となりました。(笑)
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シーズン最盛期に観光地を訪れる鉄則。朝3時起床。
さすがにこの時期になると、朝は冷えます。寒い寒い。
急いで支度をして、4時に出発。
近所の道には車1台走っていません。16号も空いてること空いてること。
まず東名高速に乗って東京ICで降り、環八へ入ります。
道はガラガラ。環八もすいすい。
しかしスムーズに流れているかと思ったら、関越練馬ICの手前にあるトンネル前から大渋滞!!
うそっ!うそでしょ!! と2人ともびっくり。だってまだ5時前なのに・・・・。
でも、行楽地へ向かう渋滞ではなく、道路工事の渋滞でした。ふー良かった。そりゃそうだよねぇ。
こんな早朝から渋滞ができるワケがないもんね。ホッとしました。真剣に焦っちゃった。
15分ほどで(普段なら2,3分で通れる区間なのにネ)通過でき、5時ごろ練馬ICへ入ることができました。
しかし想像していた以上に車が結構いるのです。みんな待ちに待った晴れの土日だもんね。遊びにも行きたくなるよね。
そう、7週間ぶりの晴れの土日だとか天気予報で言っていました。曇りや雨がずーーーっと続いていたので。
なんだかお腹も空いてきたので、高坂SAで朝ごはん。相変わらずのかき揚げうどん。旦那サマは豚汁定食。
栄養補給し、再び出発。しばらく走ると前方になんと浅間山発見!
本当に煙が上がっています。うあぁこんなに近いところまで来ちゃった・・・・。大丈夫かな。
いろいろ話しながら一気に走って赤城高原SAで運転交代。2人で運転できると本当に楽です。
もうこの辺りから遠くに雪をかぶった谷川岳を見ることができます。なんと昨日初冠雪だったとか!HPに載ってました。
水上ICを7時過ぎに降りましたが、料金所に結構車が並んでいてびっくり。
みんな谷川岳かなぁ〜と話しながら、国道291号線を北上。やっぱりみんな同じ方向。(笑)
30分ほどで谷川岳ロープウェーに到着。駐車場棟があるのですが、すでに2フロアは満車状態。駐車料金は500円。
外に出て驚いたのが、あまりの寒さ!! 気温は約5℃!!
分厚いダウン持って来て良かったねぇ。私はマフラーもぐるぐる巻きにして、いよいよロープウェーに乗ります。
大人往復1人1,900円。終点天神平まで10分ぐらいかな?
このロープウェーはもう古いせいか、すぐ隣に平行して新しいロープウェーを建設中でした。
そして、天神平からは更に上の展望台までリフトが運行されています。こちらは大人往復1人700円。
今回で谷川岳は3回目ですが、前回もその前も山の上の方は残念ながらガスっていたため、リフトは乗りませんでした。
でも今回は大丈夫そうなので展望台まで行ってみることにしました。
行ってびっくり。もう感動の景色が広がっていました。でも寒かった!!
写真を撮る上でものすごーく残念だったのが、うまい具合に谷川岳の上空はキレイな青空だったのに
太陽が雲に隠れていたために山の紅葉の鮮やかさがうまく出ていなかったこと。
写真を撮るのにも、青空をキレイに出すために露出を低くすると下の紅葉が暗くなってしまうし、
紅葉をキレイに出すために露出を高くすると青空のキレイな色が出なくなってしまうし。。。。
旦那サマはいろいろ試行錯誤してくれたのですが、デジカメだと限界もありますね。
でもこんなにきれいな青空をバックに撮れたので、良しとします。(笑) 不思議なことに、本当に山の上だけ雲がなく、
私の頭上から後ろは、一面雲に覆われていたのです。天気予報では晴れだったのに!!
この景色を見るのに一番いいのは、やはりこの場所に立って目の前に広がる景色を肉眼で見ることですね。。。
寒いのにも関わらず、しばらく見とれてしまいました。ホント絶景でした!
寒さにだんだん耐えることができなくなってきたので、(恐らく5℃以下・・・)そろそろ山を降りることに。
下りながら上り方面を見ていると、次から次へと人が上がっていきます。登山者が多い模様。
展望台から伸びている登山道を辿って、山に入って行くのでしょう。結構若い人もいて驚きました。
上りのロープウェーは満車状態。どの箱の中もぎゅうぎゅう詰めでした。あれはツライなぁ・・・。
下に着いて、いよいよ野反湖を目指します。
ナビで検索してみたら、なんと3時間かかるという案内が! うそっ!!そんなにかかるはずないじゃん!
しかしここ何年も野反湖へは行っていないので、距離感もすっかり忘れてしまっていたのです・・・。
一般道をひたすら走るより高速で行こうと、月夜野ICから関越に乗って渋川伊香保で降りました。
そこからが大変だった・・・。一般道をひたすらひたすら走ることに。
中之条から長野原を経て、やっと野反湖方面の看板を発見。ふーやっと着いたぁ。
野反湖へ向かう途中の様子です。上っていくにつれて、紅葉がどんどん進んでいました。
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ちょっと野反湖の説明をしますが、ここは自然にできた湖ではなく人造湖です。
しかし湖は大自然に囲まれていて、キャンプ場が1つあるだけ。
両親が足しげく通っていた昔は、なんと道路も整備されていなくて車では来れなかったとか。
車でも結構な距離なのに、歩いて登ってでも見たいというこの湖の魅力は、一度来ないと解らないかもしれません。
友達に「野反湖って知ってる〜?」と聞いてみるのですが、「野尻湖なら知ってるけど」とみんな口を揃えて言うほど
マイナーな場所ですが、私はこんなに美しい眺めの湖を今まで見たことがありません。
あの美しい景観をこれからも壊してほしくないものです。
途中すれ違うのも困難な箇所がちょっとありますが、ぐんぐん上って富士見峠駐車場へ到着。
車が結構いてびっくり! ここまで停まってるのを見たことがありません。だんだんメジャーになってきちゃったかな・・・。
何はともあれ再び着込んで外へ。寒い! 寒いけど絶景!!
大好きな場所なので、どどーんと載っけてしまいました。(笑)
でも写真だとやっぱり良さがあまり解りませんね・・・。機会があったら是非行ってみて下さいね。
駐車場に立った人からはよく歓声があがっています。
充分景色も堪能し、日帰り温泉を探そうかということに。
もうこの時期になるとあまりに寒くて外にずっと居られません。おまけに風も強くて。休憩舎にはストーブもありました。
冷えた身体を温めるために温泉へ入らねば!
この野反湖のある六合村(「くにむら」と読みます)には温泉があるので、初めて行ってみることに。
花敷・尻焼温泉方面へ向かい、まず花敷温泉で車を停めましたが、人っ子一人いません。閑散とした秘湯って感じ。
更に奥にある尻焼温泉へ行ってみると、川の色がものすごいこと! これは完全に秘湯だね、と話しました。
川そのものが温泉になっている場所もあります。
しかしやはり人気がありません。だけどお湯が良さそうなので1軒の宿へ入ることに。
「関晴館別館」というところです。1人500円。
帰って来てどこかのHPで男風呂の写真を見ましたが、断然男風呂の方が広かったです。
おまけに、露天風呂は川沿いではなく内風呂から外へ出たところにあって、内、露天風呂とも女風呂よりいい条件。
上の写真は女風呂ですが、露天風呂が階段を下りた川沿いにあり、その階段を降りるときに外から丸見えに
なってしまうので、残念ながら入る勇気がありませんでした。入ってみたかったけど。(涙)
もうちょっと歳を重ねたら、恥ずかしげも何も無く入れてしまったりするのかな。。。
泉質は硫酸塩泉で、旦那サマは結構お湯が身体にぴりっときたと言っていました。
もちろん源泉掛け流し。浴槽からお湯がどんどん溢れています。
お風呂でおばちゃんと2人だったので話をしたのですが、その人は練馬から来たのだとか。
「温泉はお好きなんですか?」と尋ねたら、「子供たちが出て行っちゃってから夫婦で温泉ぐらいしか楽しみが無くてねぇ。」
なんて言っていましたが、今の歳から温泉にハマッてる私って一体・・・なんて考えてしまいました。(笑)
そのおばちゃんも「野反湖って今日初めて行ったんだけど、素晴らしい所ねぇ」と言っていました。なんだかうれしいな♪
身体が芯からポカポカに温まり、時間も13時過ぎだったので、帰路につくことに。
再び長い長い道のりを渋川伊香保まで頑張ります。
渋滞にハマるのがイヤだったので、お昼ご飯はセブンイレブンの駐車場でお弁当。(笑) 手っ取り早く済ませました。
渋川伊香保までちょっと混みましたが、15時前にインターに入りました。関越は普通にスイスイ。
旦那サマは助手席で爆睡中。頑張って一気に距離を稼ぎ、あっと言う間に朝寄った高坂SAに到着。
16時ぐらいに再び出発し、練馬ICの料金所の先でちょっと渋滞にはまりました。
高坂SAでは環八がまっ赤っ赤(渋滞中の表示)だったのでイヤだねぇと話していたのですが、
思ったほどの混雑は無く、東名もスムーズに流れていて、19時に家に到着しました。
次に野反湖へ行く時は、草津かその周辺の宿に泊まって、1泊で行くべきだねということに。。。ホント疲れました。
運転しっぱなしで、2人とも腰が痛くなってしまった旅でした。