2003.11.15(Sat.)
毎年恒例、りんごを収穫しに伊那へ

毎年11月になると、長野県の伊那にあるりんご園にりんごの収穫をしに行きます。
JA上伊那が主催しているりんごオーナー制度に毎年申込みをし、りんごの木のオーナーになっているのです。
1本★円で契約をするだけで、お世話は全て向こうのプロの方がしてくれるので、私達オーナーは木を選びに行くのと
りんごを収穫しに行くのと2回足を運べばいいのです。(木を選びに行くのは忙しくてなかなか行けないのですが・・・)
毎年私達も楽しみですが、私の両親が(特に父 !?)がすごく楽しみにしているので、毎年申込みをしています。

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朝5時起床。
まだ外は真っ暗。旦那サマは昨日飲み会で遅かったので、まだまだ眠いみたい。
今日は父が運転なせいか、私もいつもよりかなりダラっとした朝を迎えました。
運転をしないと解っていると、こうも気持ちって変わるものなんでしょうか。不思議なくらいボーっとしていました。
そして朝6時に両親が下へ迎えに来たので、降りて行って合流。
両親や私達にしてみれば、長野へ行くのにはかなり遅い出発です。
りんご園の開園が9時30分なので、それに合わせて出て行くためなのですが、なんだか変な気分。
本当だったらもうとっくに中央道に乗っている時間。なるほど、相模湖ICまで行く途中の道も混んでいるワケです。
周りにこんなに車が走っている時間に出発なんて、ホント慣れないよね、なんて会話をしながら、朝食をとるために談合坂SAへ
立ち寄りました。時間は8時頃。
もう4人でびっくり! なんなのこの人の数!!
朝食を食べるのに大行列&席が空くのを待つ人たち。
ふー、ホント人が多いのって疲れるねと、結局両親と私達は別々に朝食を食べました。
私は天ぷらうどんを、旦那サマはお蕎麦と牛丼のセットを食べたのですが、お蕎麦がまずくてびっくりしていました。
偶然にも、両親も別の場所でお蕎麦を食べたそうですが、こちらのお蕎麦も本当にまずかったそうです。
ここのお蕎麦はまずいんだね、次回からは談合坂SAでお蕎麦は食べない事にしようと4人で話し、再び出発。
長野へ入って先を進むにつれ、紅葉の彩りがどんどん鮮やかになってきました。
諏訪湖へ向かって景色がわーっと開ける下りの場所があるのですが、ここの景色も紅葉で黄色く染まって非常にきれいでした。
岡谷JCを経て、いよいよ伊那ICへ到着。通いなれたICです。
ここからりんご園は本当にすぐ。10分も走らないところにあります。
信州大学農学部を左手に進み、あっと言う間に到着。



受付でチェックを済ませ、いよいよ私達の木にご対面。
木を選びに来れなかったので、りんごがどれくらい生っているのか本当に心配。
ドキドキしながら探すと、たわわに実をつけた名札のついた木を発見! 良かったね〜と言いながらいよいよ収穫!
両親は毎年来ているせいか、何を持ってくればいいのか年々解ってきているようで、今年は更にバージョンアップして
ダンボール、ガムテープ、ハサミ、梱包材(プチプチのついている)、ビニール紐など、まさにぬかりはない! って感じです。
こちらでは脚立やリヤカーや籠など全て自由に使うことができるので、いつものように脚立とリヤカーをゲットし
木まで運び収穫します。
遥か高い所になっているりんごは背の高い父担当。父はどうやら毎年この脚立に登って収穫するのが非常に楽しみなようです。
下の写真は左が収穫前、右が収穫後の写真。
そしてりんごを撮影したものです。およそダンボール箱にして6箱は余裕でとれます。


1時間もかからず収穫が終りました。
ここから駐車場まで運ぶのが一苦労! 駐車場が遠いのが唯一難点でしょうか。
トランクには収まりきらず、1箱は後ろの座席に。それにしてもりんごの木1本でものすごい量!
母の友人や、彼の静岡にいる弟などに送る手配を受付で済ませ、来年の申込みもして事前に調べておいた日帰り温泉へ。
母は温泉が大好きなので(毎週2回は通っています)、早く温泉へ行きたいみたい。こういう時は本当にワガママ放題です。
私が事前にいろいろ調べたところ、ここのりんご園のすぐ近くにある「みはらしの湯」という所と、ちょっと離れた所にある
「高遠温泉さくらの湯」という所の2箇所が候補に挙がりましたが、みはらしの湯は単純温泉、さくらの湯は私が大好きな
アルカリ温泉ということで、結局さくらの湯へ行く事になりました。
この「さくらの湯」のある「高遠町」というところは、桜が美しいことで非常に有名な町だということです。
私は初めて知りましたが、両親は以前桜を見に来たことがあるとか。さすがだなーー。
街並みは古い歴史を感じさせるような、古い建物が結構並んでいたりして、非常に興味深い街でした。
今度来る時は、桜の季節にゆっくり来てみたいものです。
「さくらの湯」を探して少し迷いましたが無事到着。
駐車場にあまりに車がないので、「もしかして今日はお休み!?」という心配が脳裏を過ぎりましたが、ちゃんと営業していました。
中へ入って解ったのですが、ここは主に地元のおじいちゃんおばあちゃんのお茶飲み場のようになっていて、知る人ぞ知る
まさに穴場の日帰り温泉施設って感じでした。


お湯はというと、アルカリ泉質の独特のぬめりがあって、すごくいいお湯でした。
内湯よりも露天風呂のお湯の方が、ぬめり具合が強かった気がします。ここのお湯はアルカリ度の数値も結構高かったです。
旦那サマはイモ洗い状態のお風呂が大の苦手なので、ここのお風呂は人が少なくてお湯も良くてすごく気に入ったよう。
両親もすごく気に入ったみたいで、調べた甲斐がありました〜。
来年収穫の時には、またここへ来る事になると思います。
ここでお昼も済ませ、(お蕎麦がおいしかったです!)13時を過ぎたのでそろそろ帰ろうということに。
帰りは一般道をしばらく走り、諏訪南ICから中央道へ入りました。
私も旦那サマも後ろの席で寝たり起きたりの繰り返し・・・すんません。
そして相模湖ICで降り、一般道へ出たのですが、とにかくすごい混雑ぶりで、結局家へ着いたのが17時になってしまいました。
一般道だけでも1時間以上かかってしまいます。やはり夕方から夜にかけては混みますね〜。

大量のりんごと共に帰宅。
でも去年ほど多くはなかったので、今年は残ったりんごで頑張ってりんご酒作りにチャレンジしようと思っています。

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