2005.5.28(Sat.)
富士サファリパークと旬の桜海老を堪能
仲のいいお友達が、上野動物園で動物に癒されてきたよ〜 もう最高だった〜 と話していたのを聞いて、
そう言えばここ何年も動物園なるものに行ってないなぁと気付き、私も動物に癒されたいモードになってしまって
旦那サマに提案したところ、旦那サマの方がノリノリに。
家でも「ホントにホントにホントにホントにライオンだぁ〜♪」と歌う日々。
更に事前に富士サファリパークのHPから会員の申し込みをしたらしく、1週間ぐらい前に
ポイントカードが郵送されてきました。(私以上に用意周到な面があるのよネ・・・)
しかし、この会員カードはとにかく特権がいっぱいあって、行く前に手元にあるとかなりいいと思います。
そしてそして、今がまさに旬まっさかりの由比の桜海老!!
確か去年行こうか迷っていて、結局山中湖へ行ってしまったんですよね。。。
裾野まで行くんだったら、せっかくだから足をのばして由比まで行こうと決めて出発しました。
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朝5時起床。旦那サマは前日歓送迎会でまだすごーーく眠そう。
だけど高速道路を使う時の我が家の朝ごはんは必ずSAと決まっているので、起きてもらう。
6時出発。今日は東名なので、いつも通り海老名SAに寄って朝ごはん。
吉野屋の豚丼を食べます。遠出する時の朝ってなんでこんなにお腹が空くんでしょう。
やっぱりみーんな朝ごはんを食べています。席もいっぱい。
ゆっくり食べて、再び出発。
途中PAで休憩をとりつつ、アッと言う間に裾野ICへ到着。
早すぎたぁーーー!! 渋滞に巻き込まれるのが本当に本当に大っキライなので
最近はとにかく朝早く家を出るのが当り前になりつつあります。
行くところもないし、とりあえずサファリパークまで行こうと話し、しばらく山道をずーっと上ります。
20分ほどで到着。
ここは入場するのに車で入場するするみたい。(もちろん徒歩の人のゲートもあると思います)
車で開園待ちができるので、結構いいかも。運転席で寝ているお父さんもいっぱいいました。
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開園待ちをしてます 車で寝待てるので楽! |
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ジャングルバス 何種類かあって全部違う動物 |
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ナビゲーションカー 2種類あります |
車に乗っていても暇なので、辺りを散策。
ジャングルバスやナビゲーションカーを発見。
園内のサファリゾーンをまわるには、3種類の乗り物から選ぶことができます。
・マイカー
・ジャングルバス (ほとんどの人が選択。餌をあげることができます)
・ナビゲーションカー (会員限定)
ジャングルバスは大人1200円。10分おきにバスが出ています。
チケット発券機で購入するのですが、時間指定で買うことができるし、気に入った動物の車に乗ることも可能。
ナビゲーションカーは会員じゃないと借りれません。5人乗りと7人乗りの2種類の車が用意されていますが
5人乗りの方は1台4,000円でなんとマニュアル限定! (あり得ん!)
7人乗りの方は1台6,000円でオートマ車です。
9時になって開園。
入り口でお支払い。会員カードを見せて大人1人2,700円がなんと2,000円に。2人で1,400円もお得!
ゲートからすぐのところにある駐車場に車を停めて、急いでチケット売り場に並びます。
最初のバスは無理でしたが、10分後に出発するジャングルバスのチケットを購入。
すぐにバスの中に案内され、出発しました。
まず始めはクマゾーン。
ここでは厳重に動物を管理するために、ゲートを2重に設けているのだそうです。ホントすごい厳重。
いきなりクマたちがジャングルバスめがけて寄ってきました。このバスからは餌をたくさんもらえるということを
もう完全に解っているようです。
ここではニンジンとりんごを座席の下にあるハサミを使ってあげることができます。
しかし、本当に目の前に凶暴なクマがいるんですよね。ものすごーーい迫力です。
次にまた厳重なゲートをくぐってライオンゾーンへ。
プライドという群れを作ってオス1,2頭とメス10頭近くが集団で行動するのだそう。
ここでは肉をあげるのですが、とにかく目の前にあの鋭い牙があって、長い爪があると思うと
本当にドキドキしますが、ジャングルバスならではの迫力です。
マイカーだと窓を開けることができないので、ぜったいにこんな体験はできません。
そして次はトラゾーン。トラは群れを成さず単独行動をするそうで、なわばりをめちゃめちゃ重んじる動物なんだそうです。
そのため、自分のなわばりに侵入してきた他のトラは、たとえ親兄弟であっても殺してしまう勢いで戦うのだそう。
その次はチーターゾーン。獲物を追って走っている瞬間スピードは時速100km以上になるのだそうです。
でもここではそんなに走ることができないからちょっとかわいそうだね。。。
そしてゾウゾーン、一般草食ゾーン、山岳草食ゾーンへと進んで行きます。
約1時間のコースですが、ドライバーの方が本当に詳しくいろいろ説明してくれるのですごく楽しいです。
マイカー、ナビゲーションカーより、断然こちらをお薦めします。
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ジャングルバスの中 |
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クマ! すごい迫力! |
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爪も鋭かったですぅ |
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ライオンもでかい! |
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オスはさすが、すごい迫力でした |
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餌がなくなるとすぐいなくなる・・・ |
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トラです |
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チーター ちょっと遠い! |
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ゾウです |
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ボンゴ |
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ラクダ! |
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キリン あんまり迫力がないですね |
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ラマ 唾液がすごい・・・ |
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ワピチというのだそう |
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ニホンジカ |
サファリゾーンを見終えて大満足。
敷地内の動物を見尽くそう! ということで、ふれいあいゾーンやどうぶつ村も見てみることにしました。
だけどあんまり魅力を感じる動物はいなかったなぁ。
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ひつじ 痒いのか体をこすりつけてました |
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リスザル なんとも不思議な動物 |
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ワオキツネザル しっぽが上にぴーんと |
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白いカンガルー 普通のカンガルーの方がいいな |
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お昼はフロンティアホールにあるBBQやさんで |
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園内を見尽くしてしまったので、お昼を食べることに。
本当は同じマンションのお友達もこの日来ているので、一緒にお昼を食べようと話していたのですが
ちょっと時間の差がありすぎてしまったようで、メールを送ってお先に食べさせてもらうことに。
私が10年ほど前に友達4人で来た時に食べたBBQのお店がまだありました。
ここでお昼! テーブルの鉄板でただ焼くだけ。 味はふつーです。(笑)
食べ終わった頃お友達家族と合流。
もうすぐ2歳になる大好きな男の子が私の顔を見ると、これでもかーってくらいクシャクシャに笑ってくれるので
本当にかわいくてかわいくて仕方がありません。
少し話をしながら歩いて、お友達家族は別のところへお昼を食べに、私たちは由比へ向かうことにしました。
国道1号線を西へ走り、1時間ちょっとで由比に到着。
とりあえず「ゆい桜えび館」というところに車を停めて、地図などを見ることに。
由比は昔、東海道の由比宿として栄えたところで、街中を歩くと古い建物が大切に残されています。
ちゃんと〜跡という看板が設置されていて、当時の東海道の面影も垣間見ることができます。
とりあえずメインストリートっぽいところへ行ってみようかと少し歩くことに。
今年の4月にオープンしたばかりの由比宿交流館という真新しい建物が見えてきたので入ることに。
奥にある建物は東海道広重美術館。こちらは有料です。
交流館の中には、昔の由比宿の街並みが再現された模型や、さまざまな資料などが展示されていました。
そして道を挟んだ向かいには、交流館で知った「由比正雪」の生家と言われている正雪紺屋という藍染やさんが。
旦那サマはそれが解るなり、「あの由比正雪の生家なんだ!」と興奮気味に話していました。
日本史の教科書に必ず出てくるよ、とのこと。江戸時代に生きた軍学者なんだそうです。
さすが、ホントに日本史には詳しいよね。ちょっと尊敬の眼差し。(笑)
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由比本陣公園 公園、交流館、広重美術館が |
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交流館の中にある昔の由比宿の模型 |
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交流館の中 まだ真新しい |
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おもしろ宿場館 有料 |
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弥次喜多人形 |
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正雪紺屋 めちゃめちゃ歴史を感じます |
残念ながら他に見たい場所も見つからず、とりあえず夜ごはんをいただこうと思っている
老舗の「井筒屋」さんへ行って夜の開店時間を聞いてみると、17時30分とのこと。(!)
ひえ〜まだ15時過ぎだよぉ〜どーすんの!
とりあえずチェックしてきた由比漁協組合の直売所へ行ってみることに。
旬の桜海老は買えるかな?
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桜海老のオブジェ |
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直売所 ひっきりなしにお客さんが来ていました |
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桜海老をとる舟 ものすごい数でした |
国道1号線沿いに直売所はあります。
左折していきなり左の写真の桜海老のオブジェが。びっくり!
車を停めて建物の中に入ると、狭いけれど桜海老がいっぱい!
もちろん購入。帰ってきた翌日、日曜日の夜の食卓に桜海老が並びました。おいしかった!
そうそう、オブジェの下のところに、なぜ桜海老が有名になったのか説明書きがありました。
明治時代、由比町の漁師が乗った船が沖で操業中に、網につける浮き樽がうっかり外れて海中深く沈んでしまい、
それを引き上げたところ桜海老が大量にとれたのだそうです。
これが桜海老漁の始まりで、かれこれ110年ほどの歴史があるとか。
2艘の舟が1組になって網を引く船びき網漁業で、毎年10月から翌年6月までが漁業期間になっているそう。
桜海老は普段200m〜300mの深海に生息しているそうですが、暗くなると20m〜30mのところまで
浮上してくるのだそうです。へぇ〜勉強になったなぁ。
少し歩いたところに漁船がたくさん停泊していました。この舟で桜海老をとるんだねぇと話しながらお散歩。
とりあえず街中に戻りますかと再び出発。
なんとなくまたまた桜えび館へ行って、売り場を物色。
なんだかおいしそうな乾燥した海藻と、おいしいダシのとれそうな4種類の魚の混じった乾物を購入。
ここも見尽くしたからそろそろ井筒屋へ行こうということに。
由比の街中はこれと言って見るところがなくて、観光で来る、というよりは、桜海老を食べに立ち寄るという
ニュアンスで来るのがいいかと思います。
ただ、帰って来て調べてみたら、歴史のある神社や仏閣が結構あるとのこと。事前に知ってればなぁ。
開店は17時30分だけど、16時40分ぐらいからお店の前の椅子で待つことに。
歩き疲れたし、ボーッと待つのもいいよねと、椅子に座っておしゃべり。
驚いたことに、17時を過ぎたあたりから、お客さんたちが続々と車でやって来ました。
岐阜、川崎、山梨、などなど。
やっぱり有名なんだねぇと話しながら開店時間を待ちます。
そして、やっと準備中の札がとれました!
中へ入ると外で待っていたお客さんであっと言う間に満席。
私はここで桜海老を堪能しながらビールが飲みたくて、朝からずーっと運転をし続けてきたので
まさに至福の時。
もちろん生ビールと生の桜海老、そして由比定食を2つ注文しました。
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井筒屋さんです |
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生桜海老! もうめちゃめちゃ美味! |
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由比定食 桜海老のかき揚げが2つも! |
生桜海老はレモンを絞っていただいたのですが、まったりねっとりしていてめちゃめちゃおいしかったです。
結構濃厚な味でしたね。
そしてなんと言っても由比定食の桜海老のかき揚げ! すごいボリュームで歯ごたえもよくて
本当においしかったです。
桜海老を堪能したのは初めてだったのですが、こんなにおいしいなんて驚きでした。
お腹もいっぱいになって、帰りは旦那サマが運転担当。
富士ICから東名に入って帰路につきます。
混んでたらイヤだねぇと話しながら帰りましたが、全く渋滞にはまることもなく、1時間ちょっとで
家に着くことができました。
動物に癒されて、おいしいものを堪能した1日でした。