エイトスポークMAGのセンターキャップを塗装(2000/5/6)
センターキャップの赤が目立ちすぎるため塗装することにした。塗料は、タミヤアクリルカラーを使う。クリヤーをベースに、ブラウンと黒を混合する。これをエアブラシを使って吹き付ける。塗装するときは、余計な部分に塗料がかからないよう、周囲を新聞紙かサランラップなどでマスキングする。
これが塗装後の状態。赤色が押さえられてシックな感じになった。この後、黒いとつ部分をアクリル溶剤で拭いて、もとの素材を出してもいいだろう。
写真がないが、塗装後のキャップはホイールとクルマにマッチし、独特の渋さを醸し出している。
RSワタナベ エイトスポーク MAG
換装:純正ホイール(14*6JJ 40 5.1Kg) -> MAG 15*60 F8FS 35 4.6Kg
このホイールはマグネシウム鋳造品であり、アルミニウムより軽い。
- 外観
MAGの色はカタログの写真とは異なりちょっとぼやけたゴールドのような感じ。濃色グリーン+タンカラーのVスペに取り付けた感じはまあまあ。暗いところでみるとえらくシブイ感じに見える。
おそらく付けてる人が少ないであろうワタナベ純正センターキャップはホイールナットを大きくしたようなデザインで夕焼けの濃い赤をバックにツルが3匹踊っている。このセンターキャップをつけるとスポーティな感じが強調されるがVスペに装着してクルマ全体としてみると、赤色がはっきりしすぎてミスマッチだ。
ホイールそのもののデザインはロードスターにベストマッチング。
クルマをやや遠くからみると、Vスペのクラシカルなイメージがなくなって精悍なスポーティーカーという感じだ。真横から見ると、ホイールが大きくなったせいでローダウンしたような感じさえもする。
- 性能
- 今回の換装によりホイールだけでみると500gの軽量化になるが、タイヤが変わるのでヘタをするとそう変わらないなんてこともあり得る。ピット交換作業中にタイヤ付きの純正ホイールとMAGをもって重さを比べてみたら、明らかに MAGの方が軽いことを確認した。
軸周りの慣性モーメントは純正より1.23倍増えてしまうので加速性能やブレーキ性能は若干ダウンすると予測したが、実際走ってみるとほとんど変わらない。純正ホイール+タイヤの重量を実測したところ、12.8Kgだった。ホイールの重さが公称で5.1Kgということは、タイヤが7.7Kgくらいだろうか。
気になっていたオフセット変動の影響(40mm->35mm)は、タイヤの幅と扁平率が一緒に変わったため、体感できなかった。
ヨコハマ ASPEC dB
換装:GRIDII(AQ) 185 60 R14 -> ASPEC dB 195 50 R15
- 静粛性
- 静粛性は大幅アップ。もちろん荒目の舗装路ではゴーっていう音がするが、音そのものが耳障りではない。音が静かになったおかげで、ロードスター純正カーオーディオの音がより楽しめるようになった。また、ロードスターの官能的なエンジン音が非常によく聞こえるようになった。
- 走り
- タイヤ幅が185mmから195mmにアップしたことにより、接地性がアップ。前輪はもちろんのこと、後輪の接地感がはっきりと感じ取れるようになった。これまでコーナーで後輪にパワーを与えるとだらしない感じで滑っていましたが、接地感を明瞭に感じつつ、わかりやすい挙動を示す。やはり、ロードスターの1800ccのパワーをしっかり受け止めるには、195mmは必要である。
また、扁平率アップにより、いままでステアリングを切っても「ぐにゃ」って感じでクルマが向きを変えていたのが「ピッ」になり、ステアリングの操舵に対するダイレクト感、応答性が向上した。路面情報がより多く伝わるようになった反面、突き上げやおうとつなどの影響を受けやすくなり、乗り心地は悪化。
- 総合
- 扁平率アップによるステアリングフィールの改善は著しいものがある。一般には60からがスポーツタイヤといわれるが、スポーツカーらしいステアフィールを得るにはやっぱり55が必要と感じた。
MDとカーオーディオ
MDは新しいカーオーディオのメディア。MD導入のメリットを考察する。
- CDチェンジャーのデメリット
屋内で聴きたくなったらCDカセットを出し入れしなくてはならない。このご時世、クルマ用と自宅用に同じCDを2枚買う人は少ないだろう。とすると、CDはかけがえのないマスターディスク。クルマに入れておくと熱で変形する可能性があるし、光学面はデリケートなので取り扱いも気を使う。聴かない曲が多くてもCD1枚となるため、クルマに積むCDの数は多くなり、自宅には空のケースが増える。
- カセットと比べると
MDはサイズがコンパクトで薄い。何回再生しても音が劣化しない。コピーしても限りなくオリジナルソースに近い。頭出しの感覚がCDと同じ。曲の消去や曲順の入れ替えが自由自在。・・・カセットはもはや過去のメディアである。カセットと共通するメリットは、CDを編集して手持ちの数を圧縮できることだけだ。
カセットしかなかった頃は、CDチェンジャーを導入するメリットがあった。音がよい、ボタン操作一つでディスクチェンジできるという便利さを買ったに違いない。これと同じことは、いまやすべてMDでできる。
- MDの運用方法
CDをマスターディスクとして自宅に置き、MDに編集コピーしてこちらをクルマで使う。MDディスクが万一壊れても、コピーなのでまた録音すればよい。コピーの際、シンクロ機能を使えば録音レベルやタイミングの問題は考えなくても良くなる。
CDはレンタルでもいい。借りたCDはMDにデジタルコピーし、その日に返却すればレンタル代も安上がりだ。レンタルをメインに運用する場合は、MDプレーヤが別に一台あると、MD同士で編集コピーが出来てより便利になる。
MDにも10連装チェンジャーがあるが、ディスク薄いため、インダッシュでも3連装のチェンジャーが実現可能だ。普段聴くCDが6枚とすると、編集すればMD3枚程度に収まるだろう。トランクの小さなロードスターにとっては、チェンジャーをトランクに置かなくて済むことは、たいへんありがたい。
- デメリット
イニシャルコストが高いことが難点。MDをクルマで運用するためにはCDプレーヤーとMDレコーダが必要だ。既にこの機能を備えたミニコンポを持っていればいいが、無い場合は結構な出費になってしまう。
- CD−Rによる運用
既にCD−Rを書き込める環境があるなら、これを利用する選択枝もある。今や、純正カーコンポのほとんどがCDプレーヤを装備している。
自動車用コーティング TOTO ハイドロテクト(取扱:イエローハット)
酸化チタンを使ったボディコートがいよいよ実用化された。このボディコートは、雨が降り、日光にさらされるほど汚れが落ちてクルマがきれいになり、逆にガレージに入れっぱなしだと、汚れが落ちないため汚なくなっていくという、これまでの常識とはまったく正反対の特性を持つ。屋外駐車せざるを得ないオーナーにとってはまさに理想的なコーティングである。
ただ、問題点はある。
酸化チタンそのものは白い固体粒子であり、カルナバロウのワックスとは異なりツヤ出しなどはまったく期待できない。濃色車に塗ると白くボヤけた感じなってしまうだろうから、濃色車には向かない。
酸化チタンそのものの寿命は半永久的だが、クルマにコートする場合はバインダーにより固定するから、コーティングの寿命はバインダー樹脂の耐久性によって決まる(このあたりはフッ素樹脂と同じ)。
酸化チタンで汚れを落とす原理は、水と光による酸化作用である。したがって、これをそのまま塗装面に塗ると、塗装面を酸化して劣化させてしまう。おそらくは、自動車に塗る場合はこれを防ぐために下地コートをすると思う。この下地コートもコーティングの寿命を左右するが、最も気になるのはその防触効果である。
酸化チタンのコーティングサービスを始めたと言うことは、この辺の問題点をある程度クリアしたのだろう。新しく購入したプラッツにコーティングするので、効果と塗装面の状態に関して、今後リポートをしていこうと思う。
自動車用芳香剤 サンテック ニャンだ〜コロン
自動車用芳香剤はちょっと前までロクなものがなかった。臭いが気持ち悪かったり、トイレの臭いになってしまうものがほとんどだった。今回紹介する物は臭いよりも造形に惹かれて選択してしまった物で、嫁さんのプラッツに装備されることになる。
この造形はおよそアクセサリとは思えないほど良くできている。首にはおもりが入っていて、重心で吊る形になっているのでクルマが揺れるとネコの首が絶妙な振動数で揺れ、その動きがまたなんとも興味深い。

ネコの首を分離したところ。吊り構造がよくわかる。この吊り部分からキシミ音が出やすいのでグリスを塗っておくと良い。
ネコ本体の中は空洞になっていて、ここに付属の芳香剤(小さなビーズ状の物)を詰めるようになっている。
この芳香剤は付属の物でなくても、好きな物を詰めて使うことができる。かなり傾けないとこぼれないので、細かい物でもOKだ。今回はラベンダーの乾燥物にラベンダーのエッセンシャルオイルを数滴染み込ませてポプリを作り、それを芳香剤として詰めてみた。
パナソニック デルNAVI KX-GT20
ナビを購入したきっかけは、旅行に行く機会にイエローハットでデルナビをレンタルしてみたことにある。まったく初めての土地であるにかかわらず、目的地までほとんど迷わず到達し、プログラムしたドライブプランを何ら支障無くこなしてしまった。私は、これぞ文明の利器だとひどく感心してしまったのだ。
ナビのメリット
ナビを使っている人は既に十分おわかりと思うが、私はナビの利点を次のように思う。
- 地図を見なくても目的地まで到着できる。
目的地を設定しておけば、あとは案内に従って運転するだけ。とにかく初めての土地では心強い。常に現在位置を正確に把握でき、違う道に入り込むとすぐに解るので道に迷うことがない。この安心感は、日本全国どこでも行けてしまうような気分にさせてくれる。
- 同乗者は案内の仕事から解放される。
同乗者が地図をもって常に現在位置を把握しつつ、曲がるポイントに注意を払うような仕事はしなくてもよい。そのため、好きな会話を楽しむことができ、旅行の楽しさを満喫できる。
- 渋滞の際迂回路を進みやすい
前方が渋滞すると迂回したいのはやまやまだが、入ったことのないセコ道はハマりそうで入りづらいことと思う。しかしナビがあれば、初めても土地でもセコ道にどんどん入っていける。まるでジモピー(地元のヒープル)みたいな走りができるのだ。
- 無駄な時間を短縮できる
道に迷わない、渋滞を迂回できるということは、それによって生じる時間的損失を未然に回避できるということだ。有意義な時間を増やせるというメリットは、何物にも代え難いと思う。
デメリットは、ナビの画面に気を取られて追突などの事故を起こしやすくなることだ。特に付けた最初のうちは注意して運転する必要がある。
車載形 VS ポータブル
ナビゲーションシステムにはいろいろなものが市販されているが、私が選んだのはポータブルタイプ。2台のクルマに載せ替えて使いたいという事情もあるが、それ以上に、自宅でじっくりと走行プランを立てられることに魅力を感じたのだ。
車載ナビをお持ちのみなさんは、旅行の際のプランやルート設定はどうしているのだろうか。前日の夜など、暗く狭い車内でエンジンをかけながらコースをプログラムしているのだろうか。いや、当日の朝、最初の目的地だけを設定して走り出すような使い方をしているのかもしれない。最近では情報量が多く高価なDVDナビがあるが、せっかくの情報量も、これでは十分活用する機会が少ないかもしれない。
ポータブルタイプにはサンヨーのゴリラシリーズとパナソニックのデルナビ、ソニーのコロンブスがあるが、ゴリラはジャイロが用意されていないのが致命的であり、コロンブスは古く機能的に劣ることからデルナビを選んだ。
ポータブルタイプの泣き所は車載タイプに比べ機能が劣ることと、盗難に遭いやすいことだ。機能についてはポータブルでも今や必要にして十分なものを備えていると思う。上をみればきりがない。
盗難については「盗難警報装置装備車」とかいうダミーステッカーが売っているのでこれを貼っておくと気休めになる。遠出するとき以外は取り外して自宅に置いておけば盗まれにくい。
デルナビの購入プラン
デルナビ(GT20)の本体だけだと衛星電波によるGPSのみとなる。実際の走行ではこれだけだとあまり正確ではなく、不満を感じることが多い。市街地では現在位置が正確でないとせっかくの地図情報が役に立たないし、電波が受信できないトンネルの中や、電波の届きにくい高架下、ビルの谷間では役に立たない。そこで、加速度(ジャイロ)、車速パルス、D-GPS(FM多重放送による誤差補正信号)などを利用して測位精度を高めるオプションが別売りされている。
導入する順番としては、
(1)自立航法ユニット(ジャイロ+車速パルス)
(2)D-GPS,VICS内蔵TVチューナユニット
の順番が合理的だ。自立航法ユニットは電波の届きにくい場所でも自車の動きを測定し、コーナリングも検知するため、これを追加するだけで実用十分な測位精度を得ることができる。D-GPSは電波を受信する必要があるので、同じ電波を頼りにするGPSの欠点を十分補完することができない。
チューナユニットは1台でD-GPS、VICS、TVチューナを兼ねるが、D-GPSとVICSは上級ナビと違って一緒に機能させることができないのが難点だ。
デルナビで最も実用的でお買い得なプランは、
ベーシックモデル(KX-GT20)
自立航法ユニット
拡張ケーブル(自立航法ユニットの接続に必要)
ACアダプタ(汎用品でもOKと思う)
の4つを個別に買って揃えることだ。クルマ2台で使いたいということであれば、のせかえキット+自立航法ユニット+拡張ケーブルが追加になり、結構な出費にはなるが、両方のクルマで同時にナビが必要なケースが少ないならお買い得といえるだろう。
デルナビのラインナップをみるとTVチューナと抱き合わせのセットが多く、しかも割安にみえてなかなか商売がうまい。デルナビに限らず何でもそうだが、クルマでは性能の良いアンテナを搭載できない関係から受信感度があまりよくないのだ。TV受信中はナビが使えず、逆にナビ動作中はTVが使えない(実用的に使えない)ことも知っておきたい。
いったい、クルマで外出した先でTVを見たいという要求がどれほどあるのだろう。旅先でTVなんか見ているんだったら、外で楽しんだ方が良いのではないか?どうしても見たい番組があるなら、あらかじめビデオでタイマー録画しておけばよいとおもう。
だから、TV機能はオマケと割り切った方がよく、その機能のためにわざわざお金を出す必要は無いと思う。
あまり必要でない機能をくっつけて割安にみせ、必要になるであろうオプションを別売りにしておく。だから、商売がうまいのだ。
ロードスターへの取り付け
写真は私のクルマ(ロードスター)にナビを取り付けたところ。ロードスターのダッシュボードに取り付ける場合は、ここしかない。拡張ケーブルのコネクタが結構大きく、メータ横しかうまく逃がすことができないのだ。ケーブルの本数が多いので黒いチューブでまとめておくとよい。
ただこの場所は運転席の視界を遮り、左側の車両感覚がわかりにくくなる。これは次第に慣れると思うが、1DINの空きスペースがあればインダッシュスタンドを使って取り付けたほうがよいだろう。ケーブル類が外に出ることがなく一番スッキリとする。
GPSアンテナはリアウインドウガラスのすぐ下に内張りの隙間があるから、そこに入れてしまえば全く目立たない。自立航法ユニットは助手席の後ろにマジックテープで配置。
リモコンもいろんな場所を検討してみたがシフトレバー近くの運転席サイド壁面が一番便利で邪魔にならない。リモコンの固定は、携帯電話用に市販されているマグネットで張り付くタイプが便利だ。
インプレッション
目的地を設定してルート検索をさせる機能など、利用頻度の高い機能が使いやすく出来ていて、とても使い勝手がいい。ポータブルというと機能面で不満が出るかと思ったが、実用上はまったく十分だと感じた。
旅行に行くときは自宅でじっくりとルートの検討ができ、プログラムしておけば当日すぐに発進できる。プログラムしたルートの変更も簡単でわかりやすく、旅先でも状況に応じてすぐに変更できる。
ジャイロユニットを取り付けてから、測位精度に不満はなくなった。普段の精度はプラマイ20mくらいだろうか。市街地でもほとんど正確に道をトレースする。たまに数百メートルずれることがあるが、すぐに正確な位置に戻る。
ソニーのナビを買ってソフトのバグで苦しんでいる人もみえるようだが、デルナビはバグが少ないと思う。ごくまれにルートガイドが実際と違う交差点を曲がれと言うことがある以外は、バグらしき症状は発見していない。
自動車用コーティング剤AURI
AURI(アメリカ製、輸入元:昭和貿易)
テフロン(フッ素)系のコーティング剤。塩酸を垂らしたりガソリンをかけて火を付けるといった派手な宣伝ビデオでおなじみ。米国航空宇宙仕様#1650Aに適合とある。フッ素樹脂は化学的に非常に安定しており、酸アルカリやほとんどの薬品に犯されない。
- 価格
- 実売で2000円前後とかなり高いほう。米国での実売をこの半額と推測すれば普通のコーティング剤と比べ中身の価値は決して高くはないと思う。
- 成分
- シリコン、テフロン、石油溶剤とある。テフロンだけでは艶が出にくいから、シリコンを入れてあるのだろう。中身は非透明で薄いクリーム色のどろどろ。臭いはペイント薄め液と同じ。CDに塗ってテストしたところ、コンパウンドは入っていないもよう。
- 施工
- AURIは塗れたボディ、塗れた布でもOKで、乾いてからふき取るようにと書いてあるが、その通りに施工が出来る。施工は炎天下でもOK、ふき取りも非常に楽で、なんと湿った布でもふき取りができる。石油溶剤が含まれているため、ボディが多少汚れていても問題なく施工が出来る。日持ちの良いコーティング剤ほどふき取りに苦労するのが一般的。
- 皮膜
- ふき取ってみると、ボディの表面に成分がほとんど残っていないもよう。多少ツヤがあるが、これは成分のシリコンが残っているためと思われる。
- 耐久性
- 施工直後から特別耐性を発揮しているように思えない。表面にシリコンの皮膜しか残っていないのではなかろうか。
- CDへの塗布実験
- ビデオの宣伝ではスプレー塗料を塗ってふき取るシーンがある。そこでいらないCDに半分AURIを施工し、24時間乾燥させて水性塗料をスプレーしてみた。塗装直後の水洗いでは、施工してある面もしていない面も簡単に塗料が流れる。そこで乾燥させてみたが、今度は施工してある面もしていない面も全然塗料が落ちない。何回も塗り重ねしないとだめなのだろうか。
CDを使ったコーティング剤の塗布実験
AURIの他に次の国産フッ素系コーティング剤を試すことにした。
FUSSO = SOFT99のフッ素コート、ホワイト車用
イオンコート= クリンビューのNEWイオンコート、メタリック
イオンコートはハコに成分が書いていないので現行モデルより1つ前のやつのようである。FUSSOも少し古いモデルかもしれない。
- 施工方法
-
CDの光学読みとり面に次の施工を行った。
- AURI 1 回塗り
- AURI 2 回塗り
- AURI 3 回塗り
- AURI 4 回塗り
- 表面塗装後AURI 1 回塗り
- FUSSO 1 回塗り
- FUSSO 2 回塗り
- イオンコート 1 回塗り
- イオンコート 2 回塗り
施工から24時間後、施工面の上に塗装剤を塗布して乾燥させ、そのはく離のしやすさから被膜の保護性能を推定する。塗装剤はアサヒペンの水性スプレー塗料を用いた。撥水性の比較では保護性能はわからない。というより、撥水性能というのは保護性能や耐久性にくらべると大して問題ではなく、レンズ効果を防ぐ意味からもあんまし水はじきは強くないほうがいいと思う。
- 施工
- AURIはCDの表面ではじいてしまい、ふき取り後皮膜がほとんど残らないことから(5)の条件を加えた。FUSSOのホワイト系は目の粗いコンパウンドが混入されているらしく、CDの表面がキズだらけになってしまった。
CD表面に施工した状態。放射状にエリアを分割し、鉄筆などで線を引く。
- 結果
- (1)〜(5)は塗料が強固にこびりついて全然はがれない。(6),(7)は爪で強くひっかくとはがれた。(8),(9)は爪で軽くひっかくだけで簡単にはがれた。
- 結論
- AURIはCD表面にほとんど残らない。このコート剤、どうも疑わしい。イオンコートの保護膜はなかなかのものであり感心した。
今回の試験は皮膜の保護性能についてテストしたものであり耐久性は別である。
ブリジストン レグノ ER50
私が買ったのは、ER50,205/55R16。レグノにはもうひとつGR-5000シリーズがあるが、こちらはミドルサルーン用でもっとソフトな設計になっており、ハイパワー車にはER50の方が向いているという。値段はER50の方がやや高め。
私のクルマは日産のスカイラインR32型ターボ、タイプMなので、ER50をセレクト。レグノの前はダンロップのパフォーマ8000を履いていた。レグノはこれとの比較になる。
- パタンノイズ
- パタンノイズは60〜80KM/hまで速度をあげ、クラッチをきってクルマが停止するまで惰性走行することで容易に聞き取ることが出来る。この方法で通常タイヤの回転数に比例したパタンノイズが聞き取れるはずなのだが、レグノではこれが全くと言っていいほど聞こえない。パタンノイズはあることにはあるが、特定周波数のピークをもたず、白色的に分散されてしまっておりしかも絶対レベルが小さいためほとんど気にならない。あれた舗装路を走ると通常ザーッという音が大きく出るが、レグノではこれがあまり大きくならない。
- 操舵性
- ハンドル操作にたいする応答性はやや鈍い。スポーツタイヤとは異なりじんわりとした応答。曲がることよりも直進安定性を重視しているようだ。
- 乗り心地
- 多少ふわふわした感じがするがダンピングが高く、乗り心地はよい。(ダンピングとは振動減衰率のこと)
- デザイン
- 通常タイヤの側面は膨らんでいるが、ブリジストンのロープロファイルタイヤはガットと呼ばれる設計手法によりなんと平らになっていて、ホイールに近いところにリブのような出っ張りがある。おうとつのあるスカイラインのホイールデザインとのマッチングは今ひとつ。
- 結論
- このタイヤはやっぱり高級サルーンに向いている。スカイラインの反応がやや鈍くなってしまった。スポーツカーにはやはりスポーツタイヤをセレクトするのが無難か。スポーツカーでも乗り心地を優先させた用途に適するタイヤである。
コーティング剤 シュアラスタ/アムウェイ/QMI
今回テストしたものは次の通り。
シュアラスター インペリアルUV
アムウェイ フラッシュコート
QMI SX6000 ペイントシーラント
シュアラスターは天然カルナバを主成分とする定番ワックスでコーティング剤ではない。アムウェイのやつはなんとシリコン100%。
ペイントシーラントは高濃度のフッ素系のコーティング剤でなんと\4000近くもする。ハコをあけるとなんとユーザー登録用の葉書が入っていて、シリアル番号が書いてある。まるでソフトウェアのよう。施工対象はガラスだろうがホイールだろうが木製の家具だろうがアクリルだろうがなんでもOKとある。このへんは化学的に不活性なフッ素樹脂ならでは。ただし、何ヶ月持つとかいうことはどこにも書いていない。
- 施工方法
- (1)CDの光学読みとり面に施工を行い、24時間乾燥。
(2)施工面の上に塗装剤を塗布して乾燥。
この後塗膜のはく離のしやすさから被膜の保護性能を推定する。塗装剤はアサヒペンの水性スプレー塗料を用いた。
- 施工
- インペリアルの施工のしやすさ、ふき取りに関してはいまさら説明の必要はないだろう。
アムウェイだが、こいつは100%シリコンなので24時間待っても乾燥しない。表面に塗りのばしてふき取っておしまい。イメージはサラダオイルと考えていただいてOK。だからおそらく施工性においてこれ以上のものはないと思う。ただし乾燥しないので表面にホコリが付きやすい。
ペイントシーラントは延びが悪い。表面にひたすらこすって塗り込むといった感じの施工になる。
- 結果
- インペリアル、アムウェイともに爪でひっかくことにより塗膜がはがれるが、インペリアルの方が遙かにはがしやすく、前回テストしたイオンコートなみ。ペイントシーラントは全くと言っていいほどはがれない。AURIの時もそうだったが、どうもツルツルテカテカのCDの表面にはうまくコーティング剤が乗らないようだ。
- 結論
- アムウェイのやつは成分がシリコンだけなので耐久性が心配。昔から評価の高いシュアラスターはさすがに定番だけあって保護性能はなかなかよい。ペイントシーラントとAURIは荒れた塗装面用か?
今回の試験は皮膜の保護性能についてテストしたものであり、耐久性は別である。
日産 ポリマーコーティング キララ
PITWORKでキララというコーティングをしてきた。値段はR32スカイラインtypeMで35K円、ついでに磨きをしてもらったのでこれが20K円、合計55K円。PITWORKは日産自動車系列の部品・カーケア用品販売会社。
- コーティング剤
- 成分はフッ素微粒子+バインダ樹脂。バインダ樹脂は透明アクリル樹脂か??フッ素はどんなものでも必ず微粒子の形で混入されているはず。フッ素100%なら濃硫酸でも完璧に耐えるが、ボディに固定するためにどうしてもバインダがいる。フッ素含有量が多いほど酸アルカリに強いと考えられるが、キララではフッ素の含有量を従来にくらべ多くしたそうだ。
- 仕上がり
- 私のクルマはガンメタの塗装で、カルナバロウだとぼやっとした感じになってしまうが、そうはならずぴかぴか。フッ素は乳白色なので、仕上がりのツヤはバインダ樹脂のものだろう。
ただ、磨きの仕上がりが中途半端、コーティング剤の拭き残しもあり技術レベルは今ひとつだった。
- 保証期間
- 1年。半年に無料メンテナンスがある。メンテナンスでははがれた部分の再加工を行う。ボディコートといえど普通に乗っていて半年もたてば、あちらこちらはがれてくるのは当然なのだろう。
- 付属品
- メンテナンスシャンプーが付いてくる。主成分は界面活性剤だが、ガラス板に滴下して乾燥すると残留物がある。コーティングの皮膜を多少補修する作用があるそうだ。
- 1ヶ月後の状態
-
皮膜の状態は次のような感じ。
- 水はじきはコートしたてほどではないが良好。
- ワックスの拭き残しのような白い部分があちらこちらに浮いてきた。
(2)の様子からすると、1ヶ月たってようやく皮膜が落ち着いてきたもよう。皮膜の劣化やはがれ等はみとめられない。洗車後のボディはぴかぴか、当初のツヤをとりもどした。ポリマーコートをしたらあとは水洗いだけでOKかというとそうでもない。汚れはやはり、界面活性剤の助けがないと落ちない。
- 2ヶ月後の状態
-
皮膜の状態は次のような感じ。
- 水はじきは良好で市販のコート剤をかけたてのよう。
- 洗車キズ(細かいスクラッチ)が増えてきた。
- 水洗いだけでぴかぴかになる。
これまでいろんな市販コート剤を使ってきたが、2ヶ月をすぎても(1)の効果が持続するのを初めて体験した。皮膜はほとんど損傷ない。
(2)は宿命的なものであり仕方のないところ。
(3)はこれから寒い季節にはいるのでありがたい。
- 6ヶ月後の状態
- 6ヶ月を過ぎたので無料メンテナンスを実施。無料メンテでは再度バフがけと再コーティングを行う。劣化した皮膜をはぎ取って再度コーティングをすることで1年保証する仕組み。これは実に合理的だと思う。洗車をすれば擦り傷は免れないし、ユーザーサイドでコンパウンドを使い部分的に皮膜を取ってしまうなど、車に乗っていれば皮膜は必ず劣化していくので、どんな強い皮膜も1年間持つことはまずない。
- メンテの前の状態
- 撥水性能は相変わらずで皮膜がきちんと乗っていることがわかる。市販コート材のような部分はがれもない。6ヶ月間軽く水洗いするだけでピカピカになり寒い冬の洗車がたいへん楽だった。
コート材の拭き残しが若干あり(ワックスの拭き残しとにている)無論水洗い等では全然とれない。
- メンテ後の状態
- 表面のツヤ等はメンテ前より少しよくなった程度か。寒い季節だったので皮膜のダメージが少なかったのかもしれない。拭き残し等はなくなっていないので作業は結構いい加減かもしれない。
1998/4月現在のボディ表面
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