音楽のことはよく分かりません。しかし何かを書きたいのです。

●拍の数え方の疑問

4分の2拍子の曲を練習するとき、「一小節を4つに分けてカウントする」ことがよく行われると思います。
楽典的には、その小節には「2拍目」までしか無いため「イチ、ト、ニ、ト」(または、いち、イチ、に、ニ)で数えるルールになっている…と昔ピアノの先生に教わりました。
ただ最近、「イチ、ニ、サン、シ」とカウントする方に複数出会ったので「私の教わったのは間違っていたのかしらん」と思ったりします。どうなんでしょ。

●「ゲネプロ」と「ステリハ」

<ゲネラルプローベ:Generalprobe>
公演直前、舞台上で本番通りの進行で行われるリハーサルのこと。

<ステージリハーサル:Stage Rehersal>
公演直前、舞台上で行われるリハーサルのこと。本番と逆順で行われることもある。

私の卒業した学部には、器楽を専攻する方々がおられました。私は理論のほうを専攻していたのであまり交流がなかったのですが、ときどき「演奏会のゲネプロ、ソワレだから昼からなんだよね」という会話を聞くことがありました。
その学部でご指導なさっているプロ奏者の先生方も、「当日のゲネプロ何時からだっけ?」と聞き合ったりしておられました。なので私は「公演直前の練習=ゲネプロ」なんだなぁという認識を持つに至りました。
で、卒業後にお世話になった某アマオケで最初に出会った疑問が「ステリハって何?」というものでした。何のことは無い、「ステリハ」は学生時代に「ゲネプロ」と覚えていたもののことだったのです。
じゃあ「ゲネプロ」という言葉をどこで使うか?と言ったら「当日の1回前の、最終の通常練習」をさすんだそうな。
その後マンドリンアンサンブルに参加させていただく機会がありましたが、そこでは「ゲネプロ」は「舞台上リハーサル」の意で使われていました。
やはり「ステリハ」はアマオケ用語なんですかねぇ?。なんで「ステリハ」という言葉が出てきて使われるようになったのか、ちょっと知りたいところです。

●さみしいはなし

Tuba吹きの友人(男性)との、数年前の会話。
「オレ、2日も楽器吹かないと口さみしくてさあ」
「ほ〜、楽器のほうもさみしかろうね」
「弦楽器の人だったらヒジさみしいんだろか、日本語ヘンだけど」
「うーん、バイオリンの人はアゴさみしいかも。コントラバスは…」
「あ、腰さみしいんじゃない?」
「そうかもしれないね。フルートとかはどうかな」
「口さみしいに加えて、指もさみしそうだ」
「じゃあさ、指揮者はどこがさみしいんだろ?」
「…指揮者は、いつもさみしいんだよ、きっと」

だから何だっていう話でした。ちゃんちゃん。


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