しおしおのききかた

思い込みのハゲシイしおしおの鑑賞記

<神奈川フィルハーモニー管弦楽団 第199回定期演奏会>

2003年10月18日
  神奈川県民ホール
  指揮:ハンス=マルティン・シュナイト
  ピアノ:若林顕
  <曲目 >
  シュテファン  管弦楽の為の音楽(1912)
  バルトーク   ピアノ協奏曲第3番  
  シューマン   交響曲第4番

 バルトークのPコン(3番)目当てです。ゆっくりとした2楽章がしんみり聴けたかな。自分的には、すこしノリがわるかったような気(バルトークの狂気?を覗いてみたかった)もしました。それはピアニスト(若林顕)の個性なのかなと思います。じっくりと音をつむぎ出していくような感じ。
後半のシューマンの交響曲4番が、結構ハゲシイ演奏でした。コンバストップの動きがすごくめだつし、音もはっきりと客席に届いてきました。あいかわらすというか、ソロコンマスの石田泰尚のバイオリンを天に突き上げるかのような動きもすごいです。
全体の響きは、やはり県民ホールではすこし遠い感じだったカナ

2003.10.19

<東京交響楽団:横浜特別演奏会>

 2003年9月2日
  神奈川県立音楽堂
  指揮:大友直人
  <曲目>
  ベートーベン  交響曲5番
  ベートーベン  交響曲6番
  ベートーベン  交響曲7番

 仕事帰りに、プロオケの演奏会に行きました。プログラムと場所(神奈川県立音楽堂)に惹かれてのこのこと平日に行ってしまいました。チケットは当日券だったのですが、なんと残り一枚でした。。。いやはやはや。
  さて、演奏はすごく堪能出来ましたね。プロオケでのベートーベンは、アマオケのようにアンサンブルの集中が途切れず、聴く方の高揚感が途切れないので、とても楽しいですね。今回は大友直人は、指揮棒使っていなかったのですが、音楽の流れを上手くコントロールしている感じで、私は好きな方かも。。
  もともと、舞台と客席が近くて、素直な響きのホールである上に、私の席が前の方でCbの近くだったせいもあり、すんごくライブな感覚でした。プロオケの「音の圧力」というもの?を感じましたよ?。特にCbの音がびしばし入ってきて(1音1音ピアノもフォルテもアクセントも)、、いやはや、あんだけ弾けたらたのしいだろうなあ。。としみじみ、うらやましく感じました。ベートーベンはCbがかなり重要なんだなとあらためて思いました。コンマスの外国人のおっちゃんの悠然堂々としたひっきぷりもよかったな。
6番が、結構好きになったかも。

2003.3.2

<New York Philhamonic>

 2002年6月16日
  横浜みなとみらいホール
  指揮:クルト・マズア
 
   曲目
  バルトーク  弦楽のためのディベルティメント
  トゥリン    へミスフィアズ
  ベートーベン 交響曲第3番

 今回は、某氏が、都合がわるくなったゆえとのことで、チケットを買取りまして、いそいそと行って来ました。。
  ニューヨークフィルといえば、”流麗な管のサウンド・バーンスタイン(古い)”
というのが私のイメージなのです。
なので、現在のクルト・マズアとのコンビについては、実はよく知らないのであります。
それと、NYフィルといえば、乾いた響きのカーネギーホールが本拠(でいいんでしたっけ)てことでしょうか。
いま、思い返してみると、今回の演奏会はコシとハリがあったのだが、ドライだなあと感じた(いきなり感想です)もので、ホールの個性がオケの音楽に反映しているのかなと。。
 さて、曲順に感想を述べていきますが、いきなりですが、前プロのバルトークは聴き逃してしまいました。(TV観戦) 曲に対する予習もなかったせいもありますが、バルトークについては何とも言いようもなく。
中プロのトゥリンは、オケの管・打楽器セクションに書かれた曲で、NYフィルの委嘱で、日本初演だそうです。曲自体は、いわゆる現代曲(知識不足でそのようにしか言いようがない)のですが、いろいろな地域のリズムや節まわしが聞こえて来るよう(ネイティブ)で、とっつきやすかたかな。
特筆は、特にブラスとパーカッションのすばらしさでありました。豊饒な音とリズムのオンパレード。
パリッ!!キリッッ!!!としてるのですよね。
で、ベト3ですが。これが、結構クールな演奏だったのです。
弦パートは、(芳醇・清冽・凄烈・血のような)には当てはまりませんが、コシのある響きでした。ですが、弦のアンサンブルとして、豊かな響きで(期待したほど)は、なかったかなあ。
まあ、これは座った席が、2階のステージに回りこんだ側面であったためかもしれませんが。 Cbの輪郭のくっきりした音にはうなりましたが、やはりベルリンフィルよりはCbよりかはおとるかも(なんせ、あそこはみんなソリスト級だものね)

指揮棒を使わないマズアの指揮(座席の関係上よく観察できた)は、スタイリッシュだけど、あっさりしていたかな。
全体的には、洗練されていて個々のセクションは上手いのですが、どうも淡白だったかなあ、と感じました。よくいえば都会的。
ちなみにMMホールは7割がたうまっていました。儲かったのかな?

2002.6.18

<神奈川フィルハーモニー管弦楽団 第184回定期演奏会>

2002年3月9日
  横浜みなとみらいホール
  指揮:現田 茂夫
  チェロ:チョー・ヨンチャン
  ソロ・コンサートマスター:石田 泰直
   曲目
  武満 徹  弦楽のためのレクイエム
  ドボルザーク  チェロ協奏曲 ロ短調
  リムスキー=コルサコフ  交響組曲「シェエラザード」
先輩からチケットを譲っていただいたのでいそいそと行ってきました。
実は、プロのオケを聴くの久しぶりだったんですよね。
ここで、まとめ感想をいってしまうと
やっぱり、ホールでプロオケを聴くのは、とても気持ちいいなあ
ってことなんです。いやいやあらためて思いましたね。
 今回は、演奏会後、すぐに東京の某所での練習に参加せねばならないため、車で会場に向かいました。オフシーズンだから、あのへん(みなとみらい地区)も空いているかな、と思っていましたが、結構込んでましたね。。駐車代も高かったですToT


MMホールは、アマオケでは、何回か聴いた事があるのですが、 
いわゆるシュ−ボックススタイルにしては、音が遠いいかなあと感じてました。
それで、今回はプロオケなんで、どんなもんだろうとおもっていました。
今回は、一階席の前のほうだったんで(それまでは2階席で聴いていました)
ある本に、1階席は音が聞こえないと書いてありましたので、
今回は、目で楽しむことのなるかもなあ、開演前すこしだけ危惧しておりました。
で、一曲目の武満は、まじめに聴くの初めてだったので、もう印象が薄れてしまっています。となりのおばちゃんは、さそおくウトウトしていたようでしたねえ。前プロとしてはいかがなものかと思いました。プログラムとの関わりもよく分からないし。でも、思っていたより、きれいでここちよい曲で、いわゆる現代曲の不快から深いんだっていう押し付けがましさがなく、すなおに曲の世界に入っていけると思いましたね。武満と同じ系統かもしれないと思うバルトークよりずっと。
 ドボコンは、1楽章は、なんかチグハグしたようなかんじがしましたが、2・3楽章はよかったです。ソリストとオケの息が合ってきたのかな。私の好みとしても、なんか大仰な1楽章よりも、魅惑的なメロディ−がいっぱい出てくる2・3楽章が好きですね。ソリストは、テクニックはいわよる超一線級よりは劣るように感じましたが、語り方はしみじみしてていいなあ。ちなみにロストロポービッチに師事していたそうで、そういわれれば、音の出し方が似てるかもなあ。
シェエラザードも、生で聴いたの初めてだったのですが、ひとことでいえば、すごくきらびやかでした。。ホールで聴いてこそって、曲ですね。
さすがにメインだけに演奏も、きっちり作り上げられていた感じでした。
コンマスが熱情派で、アクション見てるだけでも楽しかったです。それで、弦セクションは、コンマスに乗せられたのか、熱がこもっていたように感じました。
  指揮者の現田氏は、ザッツをよく出すタイプの人のようで、音を引き出すのが上手いタイプってことになるのかな。アクションは派手ではないけど、要所では上手く(センスよく)アンサンブルをコントロールしてるように見うけられました。


これからは、プロオケをたくさん聴いた方がいいとあらためて思いましたです。神奈川フィルの実力はどうだったというと、これは、いろいろなプロオケを聴いた後に判断したほうがよさそうです。

2002.3.10

<ムラビンスキーのチャイ6>

彼が手兵のレニングラードフィルとドイツに来て弾いたライブ盤(グラモフォン)なのだけど、、
低音怒涛なのは、露西亜のオケなので当然として、(金管も露西亜!!!って感じ)
高弦の響きが、こころに刺さる感じなのです。。切ってながれた血のように、その・・うまく言葉にできませんけど
4楽章目頭があつくなってしまいました。。 曲の作り自体はシンプルなのだけど、そのぶん訴えかけてくる感じが強くかんじるのですね。これは、同じくスマートだけどただ流れてしまうだけに感じるアバド・ベルリンフィルとは違うのですね。
3楽章はすごおくかっこいいのです。

2002.2.24

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