「SL新春レトロみなかみ号」と ほくほく特急「はくたか」
「SL新春レトロみなかみ号」
「SL新春レトロみなかみ号」と ほくほく特急「はくたか」
2015年1月11日。
「新春号」と称して、珍しく雪の中を走るSLを体験することになりました。
なかなか予約の取れない指定席ですが、前日に「青春18きっぷ」の有効期限も終了しているので、11日からは空席もあるだろうと、この日に決定。
今回のチケットは「週末パス」
大きな特徴は18切符と異なり、「特急券買えば新幹線にも乗れる」こと。
「特急券買えば乗れるのは当たり前だろう」と突っ込まれそうですが、18切符では、特急に乗る区間は、乗車券が無効になり、18切符が切符が無駄になります。
もうひとつの利点は、「私鉄にも乗れる」
「北越急行」「伊豆急行」「しなの鉄道」なんかにも追加料金無しで乗れるんです。
2日間有効で、これだけ乗って 8730円。
東京からだと、越後湯沢往復で元が取れてしまいます。
さて当日は、西武線沿線の自宅から池袋に移動し、そこから「週末パス」活用
■池袋
↓ 07:04~08:50 JR湘南新宿ライン快速 高崎行
■高崎
↓ 09:56~12:04 「SL レトロ みなかみ」
■水上
普通車はそこそこの混雑でしたので、780円でグリーン車に。
通路を挟んで隣には、「同業者」風の男性2人組。
「とりあえず水上まで・・・」「その先どこに行こうか?・・・・」と声が聞こえてきます。
同じ週末パスか? SLか?
気になったので声を掛けてみたところ、当ての無い旅との事でしたので、SLに誘ってみました。
高崎駅では1時間以上の待ち時間がありますが、操車場では、すでにSLが試運転中。
煙と蒸気を吹き上げる「C61」を見ていると、だんだん気分が高鳴ります。
水上に近づくと、高度も上がり雪景色の中を走ります。
沿線には「撮り鉄」さんが大勢。
雪の中でしかも昇り勾配で、煙はモクモク。
いい写真が撮れるでしょう。
水上駅では、機関車を転回させるため、切り離した後に「転車台」に向かいます。
ここにも大勢の撮り鉄さん。
高崎線で一緒になった男性2人組みさんも、SLに乗ってきたようです。
さて、折り返しのSLで、このまま帰るのも勿体無いので、さらに北へ進むことにして、とりあえず腹ごしらえ。
SLで駅弁も考えたのですが、撮影に忙しく空腹のまま。
北行きの、長岡行き普通列車は 13:42
時間があるので、駅前の蕎麦屋で「まいたけソバ」と冷酒。
店のお客さんは、ほとんどがカメラを持ってます。SL客でしょうか。
■水上
↓ 13:42~14:17 JR上越線 長岡行
■越後湯沢
↓ 14:39~15:25 JR特急はくたか14号 金沢行
■直江津
水上からはとりあえず越後湯沢へ。
先ほどの2人組さんと、ボックス席で同席に。
「一升瓶抱えて電車に乗る人、初めて見ましたよ」
高崎線の中から気になってましたが、2人組さんは、一升瓶抱えて乗ってます。
SLでもかなり飲んだのか、すでに残量は少々。
最後の中身を分けて頂き、短い時間でしたが、楽しい旅になりました。
越後湯沢からは、ほくほく線の特急「はくたか」に。
この特急は、今年3月の北陸新幹線開業で、廃止になってしまいます。
在来線最速の160キロで走る特急も、これが最後です。
この時点で直江津からはまだ決めていません。
まあ、今日中に帰宅するには、北陸線で新潟か長岡まで行き、新潟新幹線で東京へ。
または、長野に出て、長野新幹線。
同じ上越線で帰るより、長野回りで帰ろうと、長野行きの普通電車に乗ったのですが、
よくよく考えたら、少し早めに新潟行きの特急「北越」が出ていました。
この「北越」も3月には廃止になる運命で、もう少し早く気がつけばこれに乗ったのですが。
■直江津
↓ 15:37~17:18 JR信越本線 長野行
■長野
↓ 17:30~19:06 JR新幹線あさま542号(E2系) 東京行
■大宮
新幹線は金沢行きの新型ではなく、旧型でした。
大宮から新秋津までで JRの週末切符は終了。
翌日も使えるのですが、勿体無いことに仕事になってしまいました。