秋田内陸縦貫鉄道

大雪注意報の出ている 2018年2月11日。
「3連休パス」で 雪に強いといわれる 「秋田内陸縦貫鉄道」と「花輪線」に乗り鉄

■池袋
↓ 06:46~07:11     ↓ JR山手線外回り 上野・東京方面
■東京
↓ 07:36~10:39     ↓ JR新幹線こまち3号(E6系) 秋田行
■角館
↓ 11:02~13:02     ↓ 秋田内陸縦貫鉄道急行もりよし2号 鷹巣行
■鷹巣


連休2日目の朝、こまち3号で 秋田に向かいました。
行先は、前回のストーブ列車の前に寄りたかった「秋田内陸縦貫鉄道」

元は国鉄ですが、今は私鉄になり、たびたび廃止が噂されるマイナー路線です。
しかし! 最近は観光に力を入れ、アニメになった「阿仁マタギ駅」 
またあの有名な 「君の名は」の糸守駅のモデルと言われる「前田南駅」があり、外国からの観光客もかなり多いとのこと。

 

新幹線を角館で降り、隣の「内陸線駅」に向かいます。新幹線の車体と駅舎とのギャップがすごい。
内陸線は元は同じ国鉄なので分ける事も無いのですが、JRの隣に、こじんまりとした駅舎が建っています。

「さあ 食料仕入れて のんびりローカル線で呑むか」
「俺以外 客はいるのかな?」なんと考えながら、駅前を軽く歩き、内陸線の改札に向かうと・・・・

「#$&+ ¥@・・・・」 秋田弁が理解できる私でも、まったくわからない言語で会話している団体さん。
実は台湾からの団体さんが30人ほど。
そういえば 昨日は沿線で「紙風船上げ」(紙で作った熱気球を夜空に上げる)があった日。
 元は台湾が発祥地。国内の観光客も大勢。 と言う事は・・


角館から鷹巣行の 「急行もりよし号」はたった1両。
団体さんがいる時には2両にしてくれれば良いのですが、やりくりがつかないんでしょう。
おまけに秘蔵の特別編成は、今日は青森に出張中。

車内は当然席は無く、立ったまま終点まで2時間!
弁当買って まったり呑み鉄どころではないぞ。


たった1両の「急行もりよし号」は角館を激混みで発車。
「にいはお~」と アテンダントさんが慣れた中国語でアナウンスします
どうやら団体さんは途中で降りるそうなので、後半は座れるかも。

激混みの中でも、車内販売が回ってきます。
ビールとツマミが欲しいのですが、立ったままではどうにもならず、もう少し我慢します。

運転席横から見る前方は、線路が隠れるくらいの雪。
「阿仁マタギ駅」「前田南駅(糸守駅)」を通り北上し、雪も激しくなります。


ようやくボックス席に座り、車内販売でカップ酒。
聞くところによると、JRに乗り換えの駅では売店も無いそうで、
この先の食糧難に備え「バター餅」を購入。

「急行もりよし号」は終点鷹巣に到着。
ここで9分の待ち時間で JRに乗り換えます。



■鷹ノ巣
↓ 13:11~13:28     ↓ JR奥羽本線 弘前行
■大館
↓ 13:34~16:27     ↓ JR花輪線 盛岡行
■盛岡
↓ 16:50~18:38     ↓ JR新幹線はやぶさ26号(E5系) 東京行
■大宮(埼玉県)
↓ 18:49~19:13     ↓ JR湘南新宿ライン 大船行
■池袋

 


奥羽線の電車(ちなみに、さっきは気動車)で大舘に行き、そこから盛岡まで、
花輪線の110系に乗ります。

1-2のセミクロスシート のローカル気動車。
盛岡までなんと3時間!

 

乗り換えの時間がなく、駅前で「鶏めし弁当」もビールも買えず、悶々として3時間を耐えます。
窓の外は、雪景色。3時間ほとんど変わりません。
外をボーッとながめたり、本を読んだり、ウトウトしたり。

途中の十和田南駅では、スイッチバックの為 進行方向が変わります。
5分ほど停車時間が有りますが、コンビニが有る訳でなく、昼飯とビールは盛岡まで我慢です。


盛岡からは一気に新幹線で帰りますが、指定席は先程スマホで予約しただけ。
午後はいくつか別案もあったので、簡単に変更できるように発券はしていません。

乗り換え時間は30分近くあるので、緑の窓口にある発券機で受け取る時間は充分です。
駅の外には出ず、駅弁買って帰りましょう。